中島啓太が6冠「海外挑戦して子どもたちの憧れに」
中島啓太が米ツアー最終予選会へ出発「ワクワクしています」
国内男子ツアー賞金王の中島啓太が、14日(木)に始まるPGAツアーと下部コーンフェリーツアーの来季出場権をかけた最終予選会(ファイナルクオリファイイングステージ)に向けて出国した。
最終予選会はフロリダ州TPCソーグラスのダイズバレーコース、ソーグラスCCの近隣2コースを使い、予選カットのない4日間72ホールのストロークプレーで実施。5位タイまでに入れば、来季PGAツアーの出場資格が与えられる。
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「ワクワクしています。せっかく状態がいい時に挑戦できる試合なので、優勝を目指してやってきたい」と話した。
今季国内ツアー3勝を挙げ、前週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は2位で終了。「シーズンがまだ終わっていないような感覚なので、いつも通りに準備ができた」と好調を実感したまま、クラブも国内ツアー参戦時から替えずに米国へ向かう。
出発前夜は、家族や親戚と食事をともにしてリラックス。予選会には、1月の米ツアー「ソニーオープンinハワイ」でもキャディを頼んだ白神一輝さんとのタッグで挑戦する。「トップ5に入るか、入らないかなので、もちろん不安もありますが、そこも含めて楽しんでやりたい」と明るい表情で話した。
最終予選会で40位タイまでの選手には、順位に応じて下部コーンフェリーツアーの限定的な出場権が付与される。中島は日本ツアー賞金ランキング1位の資格で、11月に開幕した今季欧州ツアーの出場権も獲得。前年賞金王の比嘉一貴は、同資格で23年は20試合に出場した。今季は国内ツアーに専念し、満を持して迎える海外挑戦。「どんな結果になっても、来年は(海外ツアーに)挑戦したい」と決意を示した。(編集部・谷口愛純)
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