カリフォルニア州シャーウッドCCで行われている、タイガー・ウッズが主催するシーズンオフ恒例のチャリティイベント「ターゲット・ワールド・チャレンジ」の最終日。トップと1打差の2位タイでスタートしたタイガー・ウッズが、この日ベストスコアタイとなる「66」をマーク。トータル16アンダー「272」とし、今大会3度目の優勝を逆転で飾った。

トップと1打差の位置からタイガーチャージを見せられては、他のプレーヤーは成す術がない。

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2番、3番と連続バーディを奪うタイガーに対し、単独トップでスタートしたジェフ・オギルビー（オーストラリア）は2番でボギー。早くもオギルビーを抜き去り、定位置を奪還する。続く4番をボギーとするも直後の5番でバーディ奪い、その後はタイガーの一人旅。最終18番もバーディで締め、この日ベストスコアタイとなる「66」をマーク。
トータル16アンダーと後続を大きく引き離し、終わってみれば2位以下に4打差をつける余裕の勝利を遂げた。

2位に終わったオギルビーは前日の好調ぶりがすっかり陰を潜め、終始バーディとボギーを繰り返す苦しい展開。結局4バーディ、3ボギーとスコアを1つしか伸ばせず、トータル12アンダーの単独2位フィニッシュ。スタート時にあった1ストロークのアドバンテージを生かせず、優勝を逃がす結果となった。

2位に1打差の単独3位には、2位タイでスタートしたクリス・ディマルコが食い込んだ。また、この日タイガーと同じベストスコアタイの「66」をマークしたコリン・モンゴメリー（スコットランド）は、前日の9位から5位タイに浮上して競技を終えている。