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今田&藤田、「うまく噛み合った」と絶妙のコンビプレー

「オメガミッションヒルズワールドカップ」初日、日本代表の今田竜二藤田寛之が絶妙のコンビネーションを見せた。序盤の2番で今田が3メートルを沈めて幸先良くバーディを奪うと、続く3番、4番と藤田が連続バーディ。8番パー3では、今田がティショットを左のラフに打ち込むも、藤田がしっかりとグリーンに乗せてパーで切り抜ける。10番パー4では、今田が2打目を右の林に打ち込んでロストボールとなるが、藤田が3メートルを沈めてバーディ。前半は、藤田の安定性が際立つ展開となる。

だが、今田も黙ってばかりはいられない。14番パー4では、逆に藤田がティショット、セカンドとバンカーに打ち込むピンチ。ここで今田がしっかりと2オン、5メートルを沈めてバーディを奪取し、ガッツポーズを見せた。16番でも今田がピン右2メートルを沈めてバーディを奪い、2桁の10アンダーまでスコアを伸ばす。

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最終18番パー5では、今田がティショットを引っ掛けて池へ。このピンチにも藤田は動じず、安全に3オン2パットのパーでフィニッシュ。今田の「今日はうまく噛み合った」という言葉通り、スコアを伸ばしやすいフォアボール(互いに別々のボールでプレーし、良い方のスコアを採用)で遅れをとることなく、首位に4打差の10アンダー単独3位でホールアウトした。

報道陣の「ナイスプレーでした!」との声に、首をひねった今田。自分のプレーには納得できなかったようで、「僕は迷惑をかけてばかりで、藤田さんがしっかりとカバーしてくれた」と苦笑する。だが、何よりもコンビネーションがスコアを左右するのがダブルス戦。藤田も「徐々に良い循環に入っていけたし、後半も崩れなかったのは良かった」と、最後まで息の合うプレーで好スコアを叩き出した。

明日の2日目は、1つのボールを交互に打ち合うフォアサム。ビッグスコアが期待できるフォアボールとは逆に、どれだけスコアを落とさずに耐えられるかが問われる。「今日みたいに攻撃的なプレーはできないので、守るところは守るメリハリをつけたい」と今田。掲げるチーム目標は「68」。例年、上位、下位を問わず大変動が起こるフォアサムで、2人の真価が問われることになる。

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2009年 オメガ・ミッションヒルズワールドカップ



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