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2023年 全米プロゴルフ選手権
期間:05/18〜05/21 場所:オークヒルCC(ニューヨーク州)

誕生日はベルギーでサプライズ 星野陸也はメジャー前後に大西洋横断

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前情報(17日)◇オークヒルCC(ニューヨーク州)◇7394yd(パー70)

ベルギーでの前週「ソウダルオープン」。星野陸也は2日目(5月12日)のホールアウト直後、欧州ツアー(DPワールドツアー)のスタッフに呼び止められた。直後に場内に響いたのはマイクを持った男性の声。「きょうはリクヤ・ホシノの誕生日。みんなでお祝いしよう!」。アナウンスを聞いたスタンドのギャラリーによる“ハッピーバースデー・トゥー・ユー”の合唱が突如始まった。

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びっくり、すごくうれしかったです。『リクヤ』は発音しにくいらしくて、『ハッピーバースデー・ディア・ロゥアー』…みたいになってました(笑)。試合がちょっと止まって、後ろの組でプレーしていた川村(昌弘)さんたちを待たせちゃいましたけど…」。27歳の一年は今季参戦中の欧州ツアーでの粋なサプライズではじまった。

世界ランキング128位でメジャーのフィールドに滑り込んだ星野は、15日(月)に大西洋を渡って米国入りした。同日夕方にはコースで練習。「時差ボケも1日で治りました」と海外遠征が板についてきた。この今大会を終えると欧州ツアーに戻り、次週は「ダッチオープン」出場のためオランダへ、翌週は「ポルシェ ヨーロピアンオープン」でドイツに飛ぶ。

全米プロは3年連続の出場。16日(火)から2日間かけて18ホールをチェックし、難度の高さに驚いた。フェアウェイが硬く、ナイスショットが深いラフに到達してしまうこともあるセッティング。「ボギーは絶対に来るので、ダブルボギーにしないこと。しっかりボギーで抑えるところと、チャンスが来たらバーディを獲れるように」。カギになるのは「やっぱりマネジメント。ライの見極めがすごく大事」と警戒心でいっぱいだ。

前年大会で2021年の「全米オープン」以来、メジャーで2回目の予選通過を果たした(60位)。海外での試合を重ねることで、短い期間でも経験が何倍にもなっている実感がある。「5回に1回しかうまくいかなかったことが2回に1回うまくいくように(成功の)確率は上がっていると思う。ただそこでビビらずに、チャレンジしていこうと思います」。最高峰のトーナメントに成長の跡を刻みたい。(ニューヨーク州ロチェスター/桂川洋一)

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