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2023年 ザ・ジェネシス招待
期間:02/16〜02/19 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)

1980年に生まれた3人の名手 ローズが語るスコットとガルシア

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前(14日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

日本では“松坂世代”と称される1980年生まれからは、ゴルフ界にも世界的な名手が誕生している。代表格がジャスティン・ローズ(イングランド)とアダム・スコット(オーストラリア)。2人の元世界ランキング1位は実績で重なる部分も多く、同じ7月生まれで誕生日も近い。

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ローズは「僕とアダムは、お互いのキャリアが鏡のようになっていると感じることがある」と話す。2013年、スコットが4月「マスターズ」でメジャータイトルをつかむと、ローズが6月「全米オープン」を制した。くしくも現在の世界ランキングはスコットが35位でローズが36位。「とにかく、よく似ているんだ」と笑う。

1月生まれで年齢はひとつ上ながら、セルヒオ・ガルシア(スペイン)も1980年に生を受けた。「セルヒオとはアマチュアで一緒に戦っていたから、14歳くらいのときから知っていたよ」。ガルシアが2017年「マスターズ」で悲願のメジャー初制覇を遂げたとき、プレーオフを戦ったのがローズだった。

「みんな結婚して、子どもがいて、同じような苦労をたくさんしてきた。時に寄り添ってくれるクールな人間であり、2人とも友人であり続けるよ」。ガルシアは昨年「LIVゴルフ」に移籍したが、戦友として育んできた関係性は変わらないと強調する。

2週前の「AT&Tペブルビーチプロアマ」で4年ぶりの優勝を飾ったばかり。優勝後にいったん英国へ戻ったように、近年は子どもの進学もあって米国で拠点を設けることなく戦っている。契約メーカー、キャディやコーチといったサポートスタッフなど取り巻く環境も変化する中でカムバックを果たした。

「(最終戦に進める)フェデックスカップのトップ30に入り続けること、全てのメジャーでプレーすること、勝つチャンスを作り続けること。それが僕のいる場所だ」。一緒にトップレベルを走ってきた同年代の存在も、変わらぬモチベーションの源になっている。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)

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