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距離感のわずかなズレ 松山英樹「飛んでないのは何か原因がある」

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 2日目(14日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7079yd(パー70)

後半13番(パー3)、松山英樹がしっかりフィニッシュを決めて見送ったボールはグリーン左手前にショートした。アイアンの番手を確認するようにヘッドを見つめる姿が、イメージとの“ズレ”を物語っていた。

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「ドライバーも少し飛んでいないですし、全体的に飛んでない。アイアンでショートしている部分で、何か原因があると思う」。ティショットをフェアウェイのド真ん中に運んだ17番は、右サイドのピンに対して左手前のグリーンセンターに着弾、悔しさいっぱいにグリーンまで歩き、3パットでこの日唯一のボギーをたたいた。

3mほどのチャンスを逃した2番に始まり、グリーン上でフラストレーションが募る1日でもあった。セカンドで“直ドラ”を選択した6番(パー5)でバンカーから巧みな寄せを披露。初バーディにつなげたが、その後も惜しいパットの連続で乗り切れない。「読みもタッチも合っていない。(全体的な調子は)きのうよりは良くなっていると思う。ただ、パッティングが入ってくれないとスコアが伸びない」と悔しがった。

大会初のオーバーパー「71」で41位だった初日に続き、60台前半のスコアが相次いだこの日も「69」と伸ばしきれず「この2日はストレスがたまるラウンド」と目線を下げる。通算イーブンパー49位に後退し、首位との差は10打に開いた。「ビッグスコアを出さないときつい」と話すように、連覇を狙うには3日目に持ち前の爆発力を発揮することが絶対条件となりそうだ。

最終18番(パー5)、フェアウェイから5Wでカットして打って右奥のピン下7mほどに絡めたセカンド。1年前に劇的なイーグルフィニッシュでギャラリーを熱狂させたホールを再び沸かせた。「どうですかね…(週末につながる部分が)あるといいんですけど」。2パットのバーディ締めが巻き返しのきっかけになることを祈りつつ、パッティンググリーンに直行した。(千葉県印西市/亀山泰宏)

2022年 ZOZOチャンピオンシップ 2日目 松山英樹 ハイライト
2022年 ZOZOチャンピオンシップ 2日目 松山英樹 ハイライト
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