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2022年 プレジデンツカップ
期間:09/22〜09/25 場所:クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)

主将の地元で掲げたカップ 5戦全勝スピースの視線は2023年ライダー杯へ

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 最終日(25日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71)

7マッチ目のザンダー・シャウフェレコーリー・コナーズ(カナダ)を破り、米国選抜の9大会連続勝利が決まった。地元ノースカロライナ州でカップを掲げた主将のデービス・ラブIIIは「僕はこれまで残念ながら負けてばかりのチームの一員だった。この20人の仲間と一緒にいられたこと、ここシャーロットでの優勝は自分にとって過去最大のものになる」と感慨に浸った。

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4ptリードからの逃げ切りを図り、ダブルス戦4連勝のジャスティン・トーマスを最初のマッチに起用。勢いをつけるはずのエース格がキム・シウー(韓国)の粘りに屈し、まさかの黒星を喫した中、もう一人のチームの“顔”が早々にポイントをもたらしたことが大きかった。

2試合目に出たジョーダン・スピースキャメロン・デービス(オーストラリア)に出だし2ホールを連続で奪われながら、前半のうちに追いつき、後半11番から怒涛(どとう)の4ホール連続奪取で4アップとして寄り切った。

スピースは、5戦全勝という自らの成績以上にチームの誇らしさを口にする。「誰も自分のルーティンを軽んじたりしない。マスターズの最終日最終組に入った選手たちがするのと同じ(本気度で)準備をしていた。チームのため、国のためにそうする姿は、見ていてクールだった」

世界選抜を退け、早くも視線は2023年の欧州選抜との対抗戦「ライダーカップ」を向く。昨年はホームで圧勝したが、次は敵地となるイタリア・ローマでの戦いだ。「ホームでの勝利も特別だが、アウェーで勝つというのはものすごく特別。自分がそのチームの一員であることを心から願っているよ。ここ数年のチームの良い雰囲気は今後も変わらないだろうし、勝つ自信はある」

個々の実力はもちろん、国を背負って戦うことへの並々ならぬモチベーションが米国選抜の強さを支えている。(ノースカロライナ州シャーロット/亀山泰宏)

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