タイガー・ウッズが単独首位!/エミレーツオーストラリアンオープン 2日目
初日を終えたタイガー“今日のラウンドには満足です”/全米オープン
「マスターズ」チャンピオンのザック・ジョンソンは6オーバーに終わった後、「本調子でも叩きのめされるのがオークモント」と話している。昨日の雨のおかけで今日は比較的易しいコンディションだったが、多くの選手が明日からは厳しくなる一方とみている。
タイガー・ウッズ
「ソフトなコンディションとはいっても、ロースコアでまわれる選手はほとんどいないでしょうね。」
記者
「あなたがトップに立てた理由は何でしょうか?」
ニック・ドハティ
「ティからグリーンまで、ショットが必ずしも良かったわけではありませんが、ミスをしても常に安全な場所に外すことができました。そして、このところずっとショートゲームが絶好調です。」
デビッド・トムズは12ホールを終えて3アンダーと、65も夢ではなかったが、その後は5ボギー。超特急のグリーン車に乗っていたトムズは、オーバーパーという名の満員電車に乗り換えてしまった。
デビッド・トムズ
「横風が強く、フェアウェイに運ぶのが難しかったのと、3パットが痛かったですね。」
タイガー・ウッズは頼れるパターに助けられ、上位につけた。
タイガー・ウッズ
「良い感じで締めくくることができました。16番から18番までの3ホールをうまくプレーできたことが大きかったですね。6番では2メートル強のパットを沈めてパーを拾い、17番ではうまく寄せてバーディ、そして18番でもアプローチが良く、パーを拾えました。その3ホールだけで3オーバーもあり得ましたが、1アンダーとしたので満足です。」
記者
「世界ナンバー1らしいプレーでしたね。最高のゴルフができなくてもトップ争いが出来るのは、さすがですね。」
タイガー・ウッズ
「今日のラウンドには満足です。ショットがずっと安定していましたし、嫌なパーパットを沈めたホールが三つありました。」
意外なヒーローとなったのは、3位タイにつけたバッバ・ワトソン。難コースで飛ばしのパワーを見せつけた。
バッバ・ワトソン
「自分で驚くほどドライバーで遠くへ飛ばせました。でも私はドライバーショットだけが良いわけではありません。2006年、ルーキーとして100万ドル以上を稼ぎ、今年は既に100万ドルを手にしています。ショートゲームがうまい点も褒めてもらいたいですね。」
ロリー・サバティーニは、9番ホールで1.5メートルのパットが、練習グリーンの部分まで転がってしまった。
ロリー・サバティーニ
「ルール・オフィシャルに、“練習グリーンでそのままプレーさせてください”と言ったのですが、冗談が通じませんでしたね。」