小平智（写真は2022年「全米オープン」）

PGAツアーの2022－23年シーズンの出場権をかけた、全3戦のコーンフェリーツアーファイナルズが18日（木）開幕の初戦「アルバートソンズ ボイジーオープン」（アイダホ州ヒルクレストCC）でスタートする。日本勢は小平智が参戦する。

来季のフルシードを逃した、PGAツアーのフェデックスカップポイントランキング126位から200位までの選手（1）、下部コーンフェリーツアーのポイントランク上位75人（2）が、来季のPGAツアーの限定的な出場権をかけて争う。ほかにツアー外メンバーでランク126位から200位相当のフェデックスカップポイントを得た選手（3）、公傷制度利用者らが参戦する。

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3大会での合計獲得ポイントで順位を競う。下部ツアーの賞金ランク上位25人はすでに来季出場権を有しており、さらにポイントを積み重ねてシリーズ上位で終わることで、出場優先順位を上げることができる。同選手らを除く上位25人が新たに出場資格を得る。

小平は今季のPGAツアーのレギュラーシーズンをポイントランキング152位で終え、昨年に続いてシリーズに出場する。同じ上記（1）のカテゴリーでハリー・ヒッグス、ビル・ハース、カン・スン（韓国）らがフィールド入りした。

下部ツアーのレギュラーシーズンポイントランク1位の袁也淳（ヤン・イェチュン／中国）をはじめとした上位選手（2）として、ジャスティン・サー、アン・ビョンフン、昨年「日本プロゴルフ選手権」を制したキム・ソンヒョン（韓国）らがさらなる上位資格を狙う。

ツアー外メンバー（3）からは2021年の日本ツアー賞金王チャン・キム、中国の李昊桐（リー・ハオトン）、女子プロのミンジー・リーの弟で、欧州ツアー2勝のミンウ・リー（ともにオーストラリア）がエントリーした。来季の職場をかけた勝負の3週間だ。

＜コーンフェリーツアーファイナルズ＞
8月18日～ アルバートソンズ ボイジーオープン（アイダホ州ヒルクレストCC）
8月25日～ ネイションワイド チルドレンズホスピタル選手権（オハイオ州OSC GC）
9月1日～ コーンフェリーツアー選手権（インディアナ州ビクトリアナショナルGC）