「全米オープン」リーダーボード
2022年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:ザ・カントリークラブ(マサチューセッツ州)
マキロイらと後半バーディ合戦 5打差の松山英樹「悪くないポジション」
◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目(17日)◇ザ・カントリークラブ(マサチューセッツ州)◇7264yd(パー70)
前日の雷雨予報がうそのように日が射した18番グリーンを、ぐるりと観客が囲む。松山英樹、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ザンダー・シャウフェレ組が上がってくると、会場の熱が一気に高まった。
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午後の注目組は多くのギャラリーを連れて歩いたが、序盤はシャウフェレと松山が前半2番(パー3)でボギー、マキロイが3番でダブルボギーと流れの悪いスタートだった。「最初のほうは流れが悪かったですけど、後半は逆にバーディ先行で」(松山)と、バックナインはホールを追うごとに観客の熱気が高まった。
11番(パー3)では、4m強につけた松山のボールに寄り添うようにシャウフェレのボールがピタリ。ともに沈めてバーディで歓声を浴びると、マキロイも負けじと獲りかえし、12番で7mのバーディパットをねじ込むなど首位と1打差に浮上。この日は105人がオーバーパー打つ展開で、3人は後半9つのバーディを奪って会場を盛り上げた。
1つ伸ばした2人に対し、松山は2バーディ、2ボギー「70」で、通算イーブンパーでフィニッシュ。「良いところもあるけど、中々それが続かない」とこの日は一歩遅れを取ったが、首位とは5打差で決勝ラウンドへ。「悪くないポジションだと思うので、一つでも差を縮めていきたい」と話した。(マサチューセッツ州ブルックライン/谷口愛純)
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