ショットもパットも好感触を口にした松山英樹

◇米国男子◇セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日（9日）◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd（パー73）

約2カ月のオフ期間を挟んで2022年初戦を迎えた松山英樹は通算21アンダー13位で終えた。前半4番でボギーを先行させたが、次のホールですぐに獲り返すなどバーディを5つ奪っての「69」。4日間すべて60台で回り切った初戦に「練習していないわりにはできたかな」と振り返った。

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この日のフェアウェイキープ率は14／15(93％)で、外したのは右サイドに落とした14番のみ。初日にペナルティエリアへ入れた18番も初めてフェアウェイに運び、「良かった」と評価し、いらだちを見せていたショットの精度は上向きに転じた。

15番のパー5。イーグルチャンスはわずかに外れてバーディに

伸ばせるチャンスを作れていただけに、グリーン上でわずかに反れて決めきれないパットが際立った。「ショットもパットも(4日間のなかでは)一番調子が良かったんですけど、ラインの読みがもう一筋とか、タッチが少し弱かったり。そういうところでスコアを伸ばせなかった」と次なる課題も見つかった。

「体力的に持つか心配だった」というなかでの“復帰”に及第点をつけた松山。オアフ島で行われるハワイ2戦目に向けて「フラット(なコース)なので、求められるゴルフが違ってくると思うけど、しっかりといいプレーができるように頑張りたい」とギアを入れ直す。(ハワイ州カパルア／石井操)