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2009年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/13〜08/16 場所:ヘーゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)

遼、ゴルフの状態も知名度も上り調子!

8月13日(木)から米国ミネソタ州のヘーゼルティン・ナショナルGCで開幕する、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」に出場する石川遼が、11日(火)に3度目となる練習ラウンドを行った。主力選手が続々と現地に到着し、「今日からは混むと思った」という石川は、午前8時20分と早めのスタート。同伴プレーヤーはおらず、1人で自分のペースでラウンドをこなし、「疲れではないけど、バランス良く、少し休もうと思った」と、アウトの9ホールを終えた時点で切り上げた。

「昨日の前半はパター、後半はアプローチ。今日はバンカーと決めていました」と、この日は、グリーン周りのガードバンカーを重点的にチェック。「砂質に違和感は無いし、打ち易い」と、ピンに絡むショットを連発し、ギャラリーからも多くの拍手を浴びていた。「バンカーショットが良い時は、体のバランスが良い時」と話す、父の勝美氏。メジャー挑戦も3度目を迎え、「だいぶ慣れてきたと思います」と、石川に過剰な気負いや緊張は無いようだ。

驚かされるのは、日を追うごとに増して行く石川への声援とサインの列だ。ホール間のインターバルごとにサインを求められ、なかなかティグラウンドまで辿り着けないほど。「『全英』より、僕の名前を呼んでくれる人が多くてビックリです」と、自身も知名度の上昇を実感している。この変化は、かねてから「名前を覚えて欲しい」と口にしている石川にとっては願ったり叶ったり。特にズボンの色について話しかけられることが多いようで、「昨日も今日も、“色が綺麗だね”とよく言われました」とご満悦。「みんなウェアを見てくれているし、ズボンで勝負かな。それで良いプレーができれば、名前も覚えてもらえると思う。遠くから見ても“イシカワだ”と分かってもらいたい」。初日のコーディネイトは「これから決めます」と未定だが、プレーと共にそのウェアにも注目が集まりそうだ。

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