6月の米男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」出場が決まった金谷拓実（写真は2021年「関西オープン」）

金谷拓実が6月3日（木）開幕のPGAツアー「メモリアルトーナメント」（オハイオ州ミュアフィールドビレッジGC）に主催者推薦で出場することが28日、明らかになった。2014年に松山英樹が米国初優勝を飾った大会だ。

メジャー18勝の“帝王”ジャック・ニクラスがホストする同試合は、世界ランキング上位者などに出場権を付与する招待試合。優勝者が3年シードなどを得る、ツアーでも格の高い試合のひとつである一方で、これまでも将来有望な若手が推薦でフィールド入りしてきた。

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出場が決まり「うれしいです」と金谷。会場のミュアフィールドビレッジGCは両サイドに深いラフが待ち受け、パワーもテクニックも問われる米国を代表するコース。「やっぱり松山さんが優勝試合なので、テレビに映るホールはうっすら覚えている。（帰国後の）隔離もあって難しい状況だが、出られる試合は出たい」と意欲を口にした。

国内ツアーで今季2勝をマークした金谷は世界ランキングで現在80位と、14位の松山に続いて日本勢で2番目につける。5月のメジャー「全米プロゴルフ選手権」（サウスカロライナ州キアワアイランド）への出場も正式に決まり、来月中旬からは3週以上米国で過ごすことになりそう。6月の「全米オープン」（カリフォルニア州トーリーパインズGC）の出場権獲得に向けても、奮闘を続ける。（愛知県東郷町／桂川洋一）