世界1位がキレた マキロイ、クラブを池に投げ捨てる
ゴルフきょうは何の日<3月6日>
2015年 マキロイが池に入れたのは… 後日譚にあの“大物”も
フロリダ州トランプナショナルドラールで開催された「WGC キャデラック選手権」でロリー・マキロイ(北アイルランド)が驚きの行動に出た。
2日目の前半8番(パー5)で残り222ydから池越えの2オンを狙った場面。左に引っ掛けたボールが水しぶきをあげると、怒りに任せて持っていた3Iを池めがけて放り投げた。
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「ついカッとなってしまった。60から70ydは飛んでいたかな。普段から3Iはあまり使わないんだ。たぶん、その後も使わないと思ったから投げてしまった」。10ホールを残していたプレーへの影響が少ないクラブだったことも、衝動的な行為につながったとして苦笑交じりに釈明した。
当時世界ランキング1位に君臨する立場。次第に冷静さを取り戻し「誰にもマネしてもらいたくない。テレビで見ていた子どもたちにも影響しなければいいが…。僕が果たすべき役割ではなかった。その瞬間は気持ち良かったけど、いまは後悔している」と頭を下げた。
公表はされなかったが、PGAツアーから科されるはずだった2万5000ドルの罰金はインタビューでの謝罪を考慮して5000ドルに減額されたとの報道もあった。
翌日には、コースのオーナーであるドナルド・トランプ氏が池に沈んだクラブの回収をダイバーに依頼。最終日のラウンド前、「バッグの中が13本というのも縁起が悪い」と本人に返還した。話題をさらった3Iはマキロイからトランプ氏のもとへ寄贈されることになり、ガラスケースに入れてプロショップに展示されるという数奇な運命をたどった。
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