前日“ダボ”のホールでイーグル奪取 松山英樹の試行錯誤「良い方向に」
2021年 WGCワークデイ選手権
期間:02/25〜02/28 場所:ザ・コンセッションGC(フロリダ州)
新ドライバーを開発中? デシャンボーはパワーに“精度”を求めるフェーズ
◇世界選手権シリーズ◇WGCワークデイ選手権 2日目(26日)◇ザ・コンセッションGC (フロリダ州)◇7474yd(パー72)
ブライソン・デシャンボーは今大会の優勝候補の最有力選手のグループにいた。コロナ禍でメキシコから変更された今大会の会場の大会開催実績で、目立ったトーナメントは2015年の「NCAA選手権」。そこで勝ったのが、当時南メソジスト大に在学中だった“ゴルフ科学者”だった。
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2日目を終えて通算3アンダーの20位タイの成績は、この第2ラウンドのコースレコード「64」が効いた。「今週はスイングを大きく変えていることがある。とはいえ、きのうは5オーバーも打ったように感じなかったんだ。きょうは正しい方向に向かっているはずだと信じて同じスイングをするようにした」と結果が好転した。
今週のデシャンボーは稀代の飛ばし屋としての印象が少々薄い。ドライビングディスタンス部門の平均290.6ydは全体の40位。1Wをほとんど使わず、3Wとロングアイアンをティショットで多用しているがゆえだ。
最近は左右への大きな曲がりを減らすことに集中。契約するコブラとは、新しいドライバーのヘッドについて研究を重ねているという。肉体改造によって手に入れたロングドライブは時折、予想外の飛び方をする危険性も感じている。
「誰も(自分のように)時速200マイルのボールスピードを伴うプレーの仕方を知らないからね。ミスヒットでなくとも、時々思わぬ反応をすることがある。数週間後にはおもしろいものを手にできる。エラーを減らして、またハイスピードで振ることができたらいい」と“予告”した。