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2021年 AT&Tペブルビーチプロアマ
期間:02/11〜02/14 場所:ペブルビーチGL ほか(カリフォルニア州)

125フィート→62フィート スピースがうなずく「最高のサイン」

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 初日(11日)◇ペブルビーチGL(7051yd)、スパイグラスヒルGC(7041yd、いずれもパー72、カリフォルニア州)

ジョーダン・スピースが1イーグル6バーディ、1ボギーの「65」をマーク。2017年に優勝した舞台で、首位と3打差4位の好発進を決めた。

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前週「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で3年ぶりに最終日最終組をプレーして、4位フィニッシュ。復活への期待値がさらに上がるスタッツがある。

メインのペブルビーチGLを回ったこの日、18ホールで決めたパットの総距離は62フィート(約19m)。10アンダー「61」と爆発した前週3日目は125.7フィート(約38m)だった。神がかり的なパットを連発しなくても好スコアを出せることを示す数字に「そうだね、最高のサイン(兆候)かもしれない」とうなずく。

「ペブルビーチはグリーンが小さいから、そもそもあまりロングパットを打てないんだ」とコースセッティングの違いに言及しつつ、その小さいグリーンを外したのは3ホールだけ。「必要に応じてパンチドローのようなショットを打つことができている」と低迷の要因となっていたショット面の手応えを口にした。

折り返しの10番では、残り113ydからSWでスーパーショット。イメージ通りピン手前にキャリーさせたボールは上からバックスピンで戻り、きれいにカップへ吸い込まれた。「ラウンドの早い段階から無理にバーディを狙わず、いい場所へ打つことを心掛けていた。正しいスタイルのゴルフをしていたからこそ、10番のイーグルで報われた」と笑みがこぼれた。

1983年のトム・カイト、97年のデビッド・デュバルと並ぶコース記録「62」をたたき出したトップのパトリック・カントレーをはじめ、初日はコンディションに恵まれたペブルビーチGLを回った選手が上位を占めた。

「ジェイク(オーウェン)やウェイン(グレツキー)とプレーしていたのが懐かしいね。でも、全体的なスタートとしては満足だよ」。恒例のセレブとのラウンドがコロナ禍でなくなったことを寂しがりつつ、確かな自信を胸にスパイグラスヒルGCでの2日目に臨む。

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