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パッティングと向き合う松山英樹「相談しながらキッカケを」

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 3日目(6日)◇TPCスコッツデール (アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

40位から出た松山英樹は4バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算6アンダー36位とムービングデーのチャージはならなかった。

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ピンサイドのバンカーに入れた10番でボギー発進。13番、15番と前半2つのパー5はそろって2オンに成功して2パットのバーディとしたが、318ydと1オン可能なパー4の17番でスコアを落とした。

グリーン左手前に切られたピンに対し、ティショットが左サイドに広がる池に転がり落ちてボギー。同組のラッセル・ヘンリーが「29」を出したハーフをパープレーで折り返した。

後半は4番で4m弱のスライスライン、7番では5mを気持ち良く決めた。パー3の2ホールでバーディを奪ったものの、「いいところも多少あったんですけど、なかなか伸ばすことはできなかったですね」。うっぷんを晴らす爆発とはならず、淡々とした口ぶりで感情を押し殺した。

パーオン率は前日の94.44%から下がったとはいえ、72.22%とまずまず。意識はやはりグリーン上に向く。「現状は良くないというのは分かっている。相談しながら、いいきっかけが見つかるといいなとは思っている」。今週から帯同する目澤秀憲コーチもチームに加わった新たな一年。広い視野でヒントを探ろうとしている。

プロゴルファー、アスリートの宿命ともいうべき日々の試行錯誤。「そうやって言うのは簡単。“逃げ”だと思うので。目の前の結果が出せない以上は良くない」と厳しいトーンで断じ、「少しでもいい結果で終われるように」と覚悟を示した。

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