タイガー・ウッズ組が勝利 ミケルソン組とチャリティ対決 寄付金は21億円超
ウッズとのマッチ第3弾はバージョンアップ? ミケルソンが構想
フィル・ミケルソンがタイガー・ウッズとのマッチイベントの“第3弾”について言及した。24日にフロリダ州メダリストCCで行ったチャリティマッチ「Capital One’s The Match: Champions for Charity」を終え、ツアープロや他スポーツ界のスター選手のさらなる参加構想を米紙ロサンゼルスタイムスで披露した。
PGAツアーで人気を二分するミケルソンとウッズのエキシビションマッチは、第1回を2018年11月にネバダ州で開催。今回は新型コロナウイルス感染拡大に伴う慈善イベントとして、それぞれがNFLのレジェンド、トム・ブレイディとペイトン・マニングとペアを組んでダブルス戦を行った(ウッズ&マニング組が1アップで勝利)。ケーブルテレビを通じて平均580万人が視聴し、集まった寄付金は総額2000万ドル(約21.5億円)に上った。
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6月11日開幕の「チャールズ・シュワブチャレンジ」でのPGAツアー再開を控える一方で、ミケルソンは今後のマッチイベント開催についても意欲的に語った。「タイガーと僕が組んで若手選手とぶつかったり、あるいは僕らが若手と組んで対戦したりしたら、よりハイレベルなゴルフ競技になるんじゃないかな」。ツアープレーヤー同士のタッグの対戦は、より真剣みを増すもの。一方でNFLのトニー・ロモやパトリック・マホームズ、NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンやステフィン・カリー、ツアーのプロアマ戦にも参加経験もあるコメディアンのビル・マーレイやラリー・デビッドといったゴルフ好きの有名人の名前を挙げながら、今回のような異色タッグにも興味を示した。
「1回目のマッチから多くのことを学び、2回目をより良くすることができた。今後も継続してさらに(楽しみを)加えられると思う。パートナーがいることでやり取りが増えて、カートに備え付けたカメラで(視聴者)との距離も近くなった」と、ダブルスのフォーマットから得られる魅力も増したようだ。