マキロイは参加に消極的な姿勢 新ゴルフツアー構想
2020年 ザ・ホンダクラシック
期間:02/27〜03/01 場所:PGAナショナル(チャンピオン)(フロリダ州)
“お金はもういらない”ケプカ 「プレミアリーグ」参加はフィールド次第?
◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 3日目(29日)◇PGAナショナル・チャンピオンコース(フロリダ州)◇パー70(7125yd)
ブルックス・ケプカは26日(木)、2022年以降の発足を目指す「プレミアゴルフリーグ」に対して私見を述べた。将来的に参加について米国・欧州など既存ツアーとの選択を迫られる可能性があるなか、メジャー通算4勝のケプカは「ベストプレーヤーがいるところで僕はプレーする」と話した。
<< 下に続く >>
英国の「ワールドゴルフグループ」が主導するプロゴルフ競技構想は、米国・欧州など既存ツアーの一般的な大会における半分以下の出場選手に、1試合総額1000万ドル(約12億円)規模の賞金を争わせる考え。ケプカは「みんなに当てはまるかは分からないが、僕にとってはお金は関係ないし、重要でもない。僕は幸せになりたいが、お金が必ずしも自分を幸せにしてくれるわけではない」と金銭面の議論を疑問視した。
参加の可否については「僕はベストプレーヤーたちと争いたいだけ」と、他選手たちの動向をうかがうことになりそう。
今週の「ザ・ホンダクラシック」で予選落ちしたケプカはすでに、米ツアーの生涯獲得賞金だけで約3037万ドル(約33億5000万円)を稼いだ。「誰かがあした、2億ドルくれたとしてもぼくの人生はそう変わらない。そこから何が得られるというんだ。僕はもうたっぷり、今すぐに辞めてもいいくらいのお金はもらった。でも引退はしたくない。ただゴルフをしたいだけだ。お金を積まれても変わらない。たぶん飛行機を買うくらいだろう。でもそれだけ。人生が変わるようなことにはならないね」と態度を明かしている。