ニュース

米国男子AT&Tペブルビーチプロアマの最新ゴルフニュースをお届け

2020年 AT&Tペブルビーチプロアマ
期間:02/06〜02/09 場所:ペブルビーチGL ほか(カリフォルニア州)

復調のフィル・ミケルソン 驚異の30シーズン連続トップ10入り

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 最終日(9日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6816yd(パー72)

大会連覇には届かなかったが、3位フィニッシュのフィル・ミケルソンは確かな手応えを感じていた。首位と1打差から出た最終日、ときに風速17m/秒の強風が吹いたペブルビーチで、ツアーではちょうど1年ぶりとなるトップ10入り。「優勝争いに加わって、勝つチャンスもあった。ここに戻って来られて嬉しいよ」と、前週の欧州ツアー(3位)に続く好成績に、49歳は満足げにうなずいた。

<< 下に続く >>

最終18番(パー5)のティショット、ミケルソンは1Wで低いフェードボールを放ち、右クロスバンカーとフェアウェイ中央のモントレー杉の間を抜いて、300yd先のフェアウェイへ運んだ。「いつも、右から左に吹く風に苦しんできた。きょうも右から海に向けて強風が吹いていたけど、マイルストーンとなる良いショットが打てた。もしこれを続けられれば、良い1年になると思うよ」。

今週、何度も見せた芸術的なバンカーショットやリカバリーショットは健在だ。ツアー通算45勝目も、いよいよ視野に入ってきた。「何ヶ月もひどいプレーをしてきたことによるネガティブな考えを頭に入れずに、自信を取り戻し、良いプレーをして、やりたいことを明確にイメージすることが大変だった。(優勝する)チャンスを作れることは本当に楽しいよ」とミケルソン。「優勝はできなかったけど、ニック(テイラー)がもっと良いプレーをしたということ」と、惜敗にも悔しさは見せなかった。

この3位フィニッシュにより、30シーズン連続でトップ10入りを果たした。これは、サム・スニードの34年、レイモンド・フロイドの32年に次ぐ、ツアー3番目の偉大な記録となる。スニードが最後にトップ10入りしたのは、彼が57歳になるシーズンだった。6月に50歳を迎えるミケルソンには、まだたっぷりと時間が残されている。(カリフォルニア州ペブルビーチ/今岡涼太)

関連リンク

2020年 AT&Tペブルビーチプロアマ



あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!