堀川未来夢が4度目の米ツアーに挑む

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前（23日）◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd（パー70）

推薦で“滑り込み”出場の堀川未来夢と、今月の「ブリヂストンオープン」で2位に入り出場権を得た大槻智春が会場で最終調整した。

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前日、成田市内のホテルで行われた前夜祭に出席した堀川は「すごかったですね。いろんな演出が、日本ではあまりないような、いよいよ始まるなというような前夜祭でした」と振り返る。米ツアー81勝のレジェンド、タイガー・ウッズと一緒に写真を撮ったという。

6月「日本ツアー選手権森ビル杯」で初優勝を挙げて以降、7月「WGCフェデックス セントジュード招待」（58位）など今季は米ツアー3試合に出場した。「今回は日本開催ということで、かなりギャラリーも多くて、PGAツアーとはいえホームな感じでできるのでやりやすさは感じます」と話す。

ティエリアからグリーンまでの途中で左右に曲がるドッグレッグホールが多いコースで、「飛ぶ選手が有利になってくると思う。自分は基本的に球も低くてキャリーも出ないので厳しいと思いますね」と懸念材料はあるが、「15位くらいを目指してやっていますけど、どの位置にいても目の前の一打を全力で打つだけ」と気合を入れる。

米ツアー初出場を果たす大槻智春

一方、大槻は初の米ツアー参戦となるが、「日本ということもありますけど、そんなに緊張もないし、気負ってもないですね」と余裕の表情。「テレビとか（動画サイトの）ユーチューブとかで見ている選手ばかりなので、なんか友達みたいな感じです（笑）」とスター選手たちにも物怖じしない。

コースはジュニアのころに回ったことはあるが、「あまり覚えていないので、初めてのような感じ」という。「ミドルホールの距離が480ydとか490ydっていう感じなので、そのホールをしっかりパーで上がれれば、スコアは作れるんじゃないかな」と算段をつける。

あす初日は午前8時に1番ティからアダム・ハドウィン、アブラム・アンセルとともに出る。「すごい選手っていうのは知っているので楽しみです。初日、2日目でいい位置に行けば、3日目、4日目にも世界ランクの高い選手とも回れると思うので、それも楽しみです。トップ20はキープしたい」と意気込んだ。（千葉県印西市／柴田雄平）