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松山英樹はポイントランク9位で終了 米ツアー6年目「あっという間」

◇米国男子◇ツアー選手権 最終日(25日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7346yd(パー70)

一年の締めくくりの一日は23ホールをプレーした。松山英樹は順延されていた残り5ホールを回った第3ラウンドを「66」、続いて行われた最終ラウンドを3バーディ、4ボギー「71」とし、通算5アンダー。フェデックスカップポイントランキング9位タイで2018-19年シーズンを終えた。

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午前8時から未消化ホールを再開させた松山は、3連続バーディ締めで第3ラウンドのベストスコアをマーク。5時間弱の休憩を挟んでティオフしたシーズン最後のラウンドは3バーディ、4ボギーと出入りが激しかった。「(午前中は)良かったと思います。そのままの流れでやりたかったですけど、なかなかうまくいかない」

フェアウェイキープ率は4日間で出場30人のうち、最下位の39.29%にとどまった。「ティショットが右に左に暴れて、ラフからのショットを毎回やらされたらキツイ。それに加えてパッティングも良かったものが徐々に悪くなった。踏ん張れなかった」。最終18番(パー5)では5mのイーグルチャンスを逃し、思わず身体をのけぞらせた。

今大会はプレーオフシリーズ第2戦までのポイントランク順でストローク数にハンディキャップが設けられ、松山は3アンダーの11位タイからティオフ。世界ランキングのポイント対象となる“ハンディなし”のスコアでは通算2アンダー12位だった。

2017年8月「WGCブリヂストン招待」以来となるツアー通算6勝目には、2季続けて届かなかった。「(一年は)あっという間でしたね。良いきっかけが見つかって、行けるかな…と思ったら悪くなる。その繰り返しをずっとやってしまった」と悔やんだ。一方で、昨季の4回を上回る7回のトップ10入りには数字以上の手応えも。「(昨季とは)ぜんぜん違います。今年の方が良かったと思う」と振り返った。

ツアーは2週のオフを経て、来季が早々にスタートする。2019―20年シーズンは10月に日本初開催の「ZOZOチャンピオンシップ」、来年8月には「東京五輪」も行われるが、松山にはまずやるべきことがある。「オリンピックもありますけど、それは考えずに、まずは(ツアーで)勝つことだけを考えたい」。

直近の目標は、2019年の優勝者だけがハワイ州マウイ島に集う1月の「セントリートーナメントofチャンピオンズ」の出場権獲得だ。「マウイに出たい。2年間も出てないのは寂しい。そろそろ出たい。それに向けて頑張りたいです」と意欲を口にした。新シーズンの3戦目、9月26日(木)開幕の「セーフウェイオープン」、翌週の「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」の出場を視野に入れている。せわしなく、きっと騒々しい一年はすぐ始まる。(ジョージア州アトランタ/桂川洋一)

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