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松山英樹 逆転トップ30入りなるか「こうなった以上は仕方ない」

◇米国男子◇BMW選手権 事前情報(13日)◇メダイナCC(イリノイ州)◇7613yd(パー72)

プレーオフ第1戦「ザ・ノーザントラスト」で松山英樹はフェデックスカップポイントランキングを3つ下げて33位に後退した。今週の第2戦を終えて再び30位以内に浮上しなければ、次週のシーズン最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)への出場権をツアー本格参戦6年目で初めて逃すことになる。

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翌年の「マスターズ」などのメジャー切符も手にする最終戦の舞台に立つことは、トップ選手たちが毎シーズン設けるノルマのひとつと言っていい。昨年まで5年以上連続で進出したのは4人だけ。すでにパトリック・リード(ランク2位)とダスティン・ジョンソン(同10位)はことしもアトランタ行きを決定づけた。松山とジェイソン・デイ(同50位)の“更新”が今週にかかっている。

PGAツアーによると現在の上位22人は、ほぼ最終戦行きが濃厚という見立て。松山は単独15位のフィニッシュが条件とされているが、あくまで予想のため同順位以上でも、以下でも他選手の成績によって、自身のシーズンラストゲームの行方が決まる。

前週はニューヨークエリアを最終ラウンド終了後に発ち、早々にシカゴに入った。13日(火)に18ホールの練習ラウンドを敢行。2日前は「大きなミスはいろいろ考えすぎている部分だと思う」と反省していたが、この日の取り組みでも視界は晴れていない。

「まだ考えすぎですね。余計分からなくなりました。考えることを減らすために何かしなくちゃいけないと思ったら、考えることが増えた。直そうと思ったら、余計(悩みが)深くなった感じです」と心境を吐露した。「自信を持てるものがあれば、メンタル的にもどんどん乗って行けると思うんですけど、そこが何かが見つかっていない」と勢いを持続させるカギを探している。

高い理想に手が届かないもどかしさを抱えながらも、窮地で求める結果は明確だ。キャリアで初めて、トップ30圏外で今大会を迎えた。「しっかり上位に入らないと来週はない。こうなった以上は仕方ない」。ティオフのあとは、気持ちを割り切ってプレーする重要性も知っている。「優勝を目指して、それが無理ならトップ5、トップ10と(目標を変えることに)なる。まずは2日間で(上位に)離されないようにしたい」とゲームプランを描いた。まずはプロアマ戦でプレーする14日(水)まで、もがき続ける。(イリノイ州メダイナ/桂川洋一)

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