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2019年 ウィンダム選手権
期間:08/01〜08/04 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

シーズン“最後”に… 小平智は「手応え感じる」4アンダー発進

◇米国男子◇ウィンダム選手権 初日(1日)◇セッジフィールドCC (ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

小平智がシーズン最後となる可能性がある一戦で上々のスタートを切った。午前中に4バーディ「66」を記録して4アンダー。夏場に入って感じている復調傾向をスコアに示し、首位と4打差の27位タイで滑り出した。

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過ごしやすい早朝スタートで小平はリズム良くプレーした。前半5番(パー5)までに2バーディを決め、初めてパーオンを逃した7番(パー3)では2mをしっかり沈めてボギーを回避。この日、1Wを握ったのが6ホールというコンパクトなコースを危なげなく回った。

「1カ月くらい前から、だいぶ調子が上がってきたと言っていたけれど、それが徐々に形になってきた」。1Wショットの不快感に端を発した不調は、各クラブのつながりを悪くしていたが、過去の映像を振り返るなどして微調整を続けてきた。

3打目でウェッジを握った9番でチップインバーディとして折り返し、ほかにパーオンを逃した4ホールはすべて “寄せワン”パーを拾った。「今はアプローチもショットと同じようにやっている。昔はSWからドライバーまで同じ感覚で打っていた。その感覚で最近、打てるようになってきた」と、18ホールを悠然と歩いた。

今大会は昨秋に開幕したレギュラーシーズンの終わり。フェデックスポイントランキング上位125人が進む次週からのプレーオフシリーズを前に、小平のランクは185位。大会3位以下だと今季終了となるが、来月には新シーズンが始まるため、落ち込んでもいられない。「自信がつきますし、手応えを感じています」と前向きだ。

直近の出場試合だった2週前の「バーバゾル選手権」では、初日「65」で今季最高のスタートを切り、2日目の「72」で後退した(最終成績は53位)。今週はその時に続くノーボギーの第1ラウンドで、シーズン2度目の60台での発進だ。芽の強いグリーン上で取りこぼしもあっただけに「きょうはもうちょっと行けたかなと。2日間で10(アンダー)くらいは行きたい」。午後スタートの2日目も勢いを持続させたい。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)

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