恐怖心を克服 川崎春花が復活V/パー3で「13」 地元プロの悪夢
2024/07/09 17:00
川崎春花選手が2022年10月以来となるツアー3勝目を挙げました! 勝てない期間は人知れずつらい日々と闘っていたのだそう。国内男子では杉浦悠太選手が「日本一のプロ」の称号を獲得。プロ転向12戦目での「日本プロ」制覇はツアー史上最速記録となりました。今号も最後までお楽しみください!
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「人前でゴルフをするのが怖かった」 川崎春花が乗り越えた涙の日々
昨年は精神的に疲弊し、会場に来るだけで涙が出たこともあったという川崎春花選手。そんなつらい日々を支えたのはご両親と愛犬の小梅ちゃんだったのだそう。歯を食いしばりながらクラブを振り続けて不振の原因を探り出し、ご両親の前で優勝を見せることができました。
「この人には勝てない」から2年弱 杉浦悠太が“完敗”の国内メジャーからリベンジ
2022年の「日本オープン」3日目、ともにアマチュアとして最終組の一つ前で回った蟬川泰果選手と杉浦悠太選手。その日は蝉川選手が杉浦選手を大きく引き離し、翌日にビッグタイトルを獲得しました。「この人には勝てない」と思ったその日から2年、杉浦選手は同じメジャーの舞台でその差が埋まったことを見事に証明しました。
パー3で悪夢の「13打」 地元プロは声援頼りに後半3バーディ
スタートして2ホール目の11番パー3、光田智輝選手を悪夢が襲います。ティショットをグリーン左のがけ下へ外すと、そこからアンプレヤブルを4回繰り返してまさかの「13」。戦意喪失してもおかしくない場面ですが、普段から応援してくれる地元の“知った顔”を前に「恥ずかしくないゴルフを」と奮起し、後半をしっかり「33」でまとめました。
LAST WEEK NEWS
国内女子:ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ
実は優勝した川崎春花選手、普段はキャディバッグを郵送して次の試合を目指しますが、今週は「回ったことがなくてちゃんと練習を」と月曜日からラウンドするために飛行機に持ち込んでいました。神奈川からの移動で「郵送だったら間に合わない。でも、結構超過料金を取られて。頑張らないといけない」と思わぬ出費に気を引締め直したそう。ちなみに金額を聞くと「7920円」。今大会で賞金1800万円を稼いでも「大金です」と揺るぎません。(石井)
国内男子:日本プロゴルフ選手権大会
国内男子ツアーは8月の2大会で試合中のショートパンツ着用を解禁します。練習ラウンドではすでに2017年に、プロアマ戦では21年に認められており、温暖化に伴う次の施策になります。プレー中の快適さ向上が期待されていますが、ラフなスタイルだからこそ見栄えも重要。今週の練習時に短パン姿だった平田憲聖選手は「ヒザは見えたほうが良いですよね」と、裾を折り返してロールアップ。スマートな着こなしも問われることでしょう。(桂川)
米国男子:ジョンディアクラシック
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Edited by : 武田涼花
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