メジャーを制した原英莉花「人気」の影で苦汁も…／シブコは海外連戦ラスト1戦へ
2020/10/06 17:00
圧巻の強さを見せ、国内メジャー戦を制した原英莉花選手。最終日は“黄金世代”対決となり、目が離せない試合展開にドキドキしたファンも多かったのでは？ 一方、アメリカで連戦を続ける渋野日向子選手は後半で持ち前の強さを見せ、次戦のメジャーにつなげました。福岡県の名物を特集した編集後記もお楽しみに！
PICK UP NEWS
身の程知らず… 原英莉花メジャー初Vまでの軌跡
原英莉花選手が通算16アンダーでメジャー初優勝を挙げました。最終日はおなじ黄金世代・小祝さくら選手に追い上げを許さず、安定した強さを見せた原選手。プロテストに落ちるなど、頂点に立つまで苦戦を強いられた3年間を写真で振り返ります。
「病んでました」渋野日向子は救いのイーグル締めでメジャーへ
通算6アンダー27位の渋野日向子選手は、最終日のバック9で“らしさ”を発揮し、スーパーイーグルでフィニッシュ。しぶこ節で4日間を振り返りました。次戦は2カ月に及ぶ長期海外転戦の集大成としてメジャー戦に挑みます。たのしみですね。
畑岡奈紗「メジャーじゃなくて良かった」 優勝逃す
首位と3打差の3位で最終日を迎えた畑岡奈紗選手は、最後にショットが乱れて追い上げられず4位。自身のプレーに悔しさも覗かせながら、気持ちを“次”へと切り替えました。メジャーの大舞台でも期待できそうです！
未曽有の混乱で不安も…プロ宣言の金谷拓実
アマチュア世界ランキング1位の金谷拓実選手がプロ転向を宣言しました。東北福祉大学に在学中の金谷選手は、先月の「全米オープン」出場から帰国し、自主隔離の期間中。プレスリリースの中のコメントでプロとしての決意を明かしました。
LAST WEEK NEWS
国内女子：日本女子オープンゴルフ選手権
原英莉花選手のツアー初優勝は昨年6月の「リゾートトラストレディス」。その大会でローアマチュアだった2学年下の古江彩佳選手がつい3週間前にツアー2勝目を挙げていました。「リゾートでアマだった古江ちゃんがもう2勝目…負けたくないなという思いはありました」。下からの突き上げを刺激に同じ2勝目。ナショナルオープンのビッグタイトルで決めました。（林）
米国女子：ショップライトLPGAクラシックby Acer
コロナ禍でメンテナンスが行き届いていないコースは週の半ばに大雨も降り、大会4日間ともプリファード・ライを適用。ただ、初日の渋野日向子選手はなぜかそのままショット。ティイングエリアの告知を確認したそうですが、「みんなやってたから、そうなのかなと思ったけど、（英文が）読めないけん。ボールもそんなに汚れてなかったし…」と豪快に笑っていました。それで初日前半は5アンダー。大物です。（亀山）
PICK UP PHOTO
空中に舞っている小さいもの...すべて虫なんだそうです。ちょっぴりゾッとします。
NOTE
「日本女子オープン」が行われた福岡県。名物料理の一つとして「もつ鍋」が知られていますが、なぜ同地で人気かご存知ですか？ 石炭が“黒いダイヤ”と呼ばれた時代に、炭鉱で働く人たちがスタミナがつく料理として考案したものが起源とされています。当時は、簡素なアルミ鍋で、ニラ・ニンニク・もつを醤油味で煮込み、すき焼きのように食べていたとか。スタイルは違えど、それも美味しそう…。（武田）
Edited by : 武田涼花
instagram : @i_am_golfholic
