28度目のメジャー出場で、自己最高となる6位を記録した上田桃子選手。「バーディの内容を全然覚えていない」と語ったほど、集中していました。感染リスクを伴う渡英に、家族から反対の声もあったなかで見せたプライドを懸けた一戦でした。

前年覇者として迎えた「全英女子オープン」。リンクスに苦しんだ渋野日向子選手はカットラインに3打及ばず、予選落ちとなりました。自分が思う身の丈と、改めて感じたタイトルの重さとの間で葛藤もあったようです。次戦は、9月のメジャー2戦目への出場を予定しています。

ドイツ出身の27歳ソフィア・ポポフ選手がツアー初優勝をメジャー大会で飾りました。プロ入り後、難病と診断され、一時は体重が11㎏落ちるなど、下部ツアー中心のプロ生活を諦めることも考えたそうです。「ゴルフは常にエリート選手が勝つわけじゃない」。おめでとうございます！

シーズンの最終局面であるプレーオフシリーズが開幕。第1戦を29位で終えた松山英樹選手はスコアを伸ばしきれず、悔しさを口にしました。「優勝争いができたら最高」と、次戦に挑みます。