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2018年 全米女子オープン
期間:05/31〜06/03 場所:ショールクリークCC(アラバマ州)

「距離は通用する」葭葉ルミは3度目の全米女子オープンで40位

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日(3日)◇ショールクリークCC(アラバマ州)◇6732yd(パー72)

5mのパーパットを外し、最終18番はボギー。照りつけるアラバマの太陽の下、後味の悪いフィニッシュとなったが、笑顔を浮かべてキャディを務めた大谷奈千代と抱擁を交わした。葭葉ルミは4バーディ、3ボギーの「71」。通算7オーバー40位で、2年連続3度目の大舞台を終えた。

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「アンダーパーで回れたのは良かったけど、もう少し伸ばしたかったな。距離は通用すると思いましたが、ピン位置によってはフェードを打ったり、ドローを打ったりしないといけない。課題がたくさん見つかった。日本に持って帰って練習したい」

前半4番でボギーをたたいたが、続く5番(パー3)でバーディを奪い返した。「アプローチはこっちに来てからずっと練習していました」と6番(パー5)では100ydから54度で1.5mにつけて、連続バーディ。後半17番(パー5)も95ydから54度で1.5mに寄せてバーディとした。

昨年大会では、ドライビングディスタンス部門1位(256.59yd)を記録した。今大会に向けては5月初旬から「ロッディオ コンパクトドライバーMb」(8.6度)を投入。体積385ccと小ぶりのヘッドが特徴で「曲がらなくて飛ぶものを求めていた。それに一番近い形だった」と説明した。

今年、パー5の11番と17番で4日間を通して計測されたドライビングディスタンスは258.55yd(昨年は256.59yd)。1位のブリタニー・リンシコムに3.31yd及ばない3位に終わったが、「距離は通用する」と改めて自信につながった。

充実の4日間を終え、5日(火)の夕刻に成田空港に到着。翌6日(水)には「宮里藍 サントリーレディスオープン」(兵庫・六甲国際GC)のプロアマ戦に出場する。「家で時間を潰すよりも、試合をやるほうが楽しい。私にとって戦う場所は日本。日本のツアーで優勝したいと思っている」とハードスケジュールも意に介さない。

2016年の「ニッポンハムレディス」以来となる日本ツアー2度目の優勝へは、世界での経験が糧になるはずだ。(アラバマ州バーミングハム/玉木充)

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