朴仁妃が単独首位!コー、ルイスが2打差で追う
2015年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:03/05〜03/08 場所:セントーサGC(シンガポール)
最終日最終組は世界ランク1位、2位、3位
2015/03/07 18:09
シンガポールにあるセントーサGCで行われている米国女子ツアー第5戦「HSBC女子チャンピオンズ」最終日は、朴仁妃(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)、ステーシー・ルイスという世界ランク上位3人が最終組で激突する。LPGAコミッショナーのマイケル・ワンは「ワールドクラス・リーダーボード!」とツイートするなど、役者の揃った最終日最終組に注目が集まっている。
現在の世界ランクは1位:コー、2位:朴、3位:ルイスの順。大会3日目を終えて、朴が2人に2打差をつけて単独首位に立っている。
<< 下に続く >>
朴は前週3日目の17番から、計74ホール連続でボギーなし。その秘訣は「アグレッシブにプレーしているから」と言う。「ボギーを恐れない。ボギーを打つかもしれないけど、それ以上にバーディを獲れると思っている」と、攻めの姿勢が奏功。「負けることも恐れない」と、充実したメンタルが朴のゴルフを支えている。
一方、追いかける立場の世界1位、17歳のコーは自身3週連続優勝が懸かっている。さらに米女子ツアーでは昨シーズンの「ロレーナ・オチョア・インビテーショナル」最終日以降、20ラウンド連続でオーバーパーを叩いていない。「(もし優勝できたら)それは夢のような3週間。でも自分はベストを尽くすだけ。タフなコースだから、1つのミスが高く付いてしまう」と、決戦を前に気を引き締めた。
前週2位のルイスは雪辱に燃えている。「最終日最終組は誰もがそこにいたいと思う場所。誰と一緒だろうが関係ない」。とはいえ、世界トップ3がともに回ることに興奮は隠さない。「とても楽しくなると思う。ファンにとっても、ツアーにとっても良いことだと思う」。
3者3様の意地のぶつかり合いは、明日9時45分にティオフする。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)