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2014年 インターナショナルクラウン
期間:07/24〜07/27 場所:ケイブスバレーGC(メリーランド州)

強豪相手にドロー 宮里美&比嘉「悔しさもちろんある」

2014/07/25 09:18

米国メリーランド州にあるケイブスバレーGCで開幕した第1回国別対抗戦「インターナショナルクラウン」の予選ラウンド1日目、スウェーデンのアンナ・ノードクイスト、カロリン・ヘドウォール組とフォアボールマッチプレーで対戦した宮里美香比嘉真美子組は、引き分けて1ポイントを獲得した。

「悔しさももちろんあるけど、ポイントを取れるだけでもすごく大きいと思う」と振り返った宮里。強豪ペアを相手に、序盤から1度もリードを譲ることなく15番を終えて1アップ。勝利の2ポイントも目前まで迫っていただけに、悔しさと嬉しさが入り混じった心境を打ち明けた。

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前半は宮里が流れを作った。1番、4番、5番と、チャンスにつけたスウェーデン組より先にバーディパットを沈めてアップを阻止。3番では、バーディチャンスから3パットしたアンナ・ノードクイストに助けられて早々にアップを奪った。

比嘉が目覚めたのは428ヤードと距離の長い9番だった。2打目でピン上8メートルにつけた比嘉に対し、宮里は3打目のアプローチを1.5メートルに寄せて先にパーをセーブ。「下りのスネークライン。あのパーセーブがなかったら、あのバーディはないと思う」と、アシストを受け、比嘉はバーディパットを沈めてみせた。

だが、勝ちは簡単には手に入らない。11番、13番とノードクイストがバーディを奪って1アップまで詰め寄られると、16番(パー5)ではスウェーデン組が2人とも1ピンほどのバーディチャンスへ。3打目をフェアウェイの絶好の位置から放った比嘉だったが、ピンに絡められずに、ついにオールスクエアへと戻された。

最終18番もピンチは続いた。ピン右1.5メートルのバーディチャンスにつけたノードクイストに対して、日本勢は共に3オン。だが、ノードクイストがこのパットを外し、比嘉よりも遠かった宮里が「とりあえず、私が入れよう」と、先にパーパットをカップに沈め、最後は辛くも引き分けの1ポイントをゲットした。

「もし明日も美香先輩と一緒に回れるなら、私の持ち味の攻撃するプレーで良い雰囲気に変えていきたい」と比嘉。チームのコンビネーションは素晴らしいだけに、明日対戦するオーストラリアのカリー・ウェブミンジー・リー組にも、決して臆することはないだろう。(メリーランド州オーウィングスミルズ/今岡涼太)

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