2012年 全米女子オープン

美香、余力を残し7位タイで決勝へ

2012年 全米女子オープン 2日目 宮里美香
2日間続けてアンダーパーでのラウンド。地力を感じさせる宮里美香

「全米女子オープン」2日目、宮里美香は3バーディ2ボギーと一つスコアを伸ばして通算2アンダーの7位タイ。「落とさなかったのが、よかったと思う」と、メジャー大会で2日連続のアンダーパーに、納得の笑みを見せた。

この日はもどかしい序盤だった。10番からスタートした宮里は、序盤はバーディチャンスを決められない流れが続く。ストレスのたまる展開だったが、これは今年の全米女子プロでも経験したこと。宮里はこう振り返る。「ウェグマンズでもショットがよくて、パットが決まらないことがあって、(メンタルトレーナーの)クリスチャンと“すごくストレスがたまる”って話をしました。そしたら、“そういう考えはないんじゃない。外してもパーでしょ”って言われて。確かにそうだし、メジャーではパーが大事。バーディを獲りに行くと裏目に出てしまう」と、シンプルに割り切った。

14番で3mを沈めてようやくバーディを奪う。直後の15番、16番(パー5)では連続してティショットを左に曲げてしまう。15番はボギーとしたが、16番は15mのロングパットを沈めてバーディ奪取。このホールを終え、キャディに「左に行っているのはなんでだと思う?」と確認し、スイングテンポが速いことに気がついた。「18番はものすごくゆっくり振ったつもりだけど、それで“良かった”って言われたので」と、その後はテンポを心がけ、すぐに安定感を取り戻した。

「今日すごくスコアが伸びているから、明日はピンポジが難しくなると思う。その中で、どこまで耐えきれるかが勝負」と、気持ちはすでに決勝ラウンドに向いている。「チャンスをつかむか、待つかの3日目になると思う」と、心の準備もばっちりだ。(ウィスコンシン州コーラー/今岡涼太)

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