山下美夢有は25歳の誕生日に全英女子連覇なるか メジャー最終戦に歴代覇者・渋野日向子ら日本勢17人
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
今季女子メジャー最終戦が30日(木)に開幕する。大会初のウェールズ開催となった前年、ロイヤルポースコールではツアールーキーの山下美夢有が初優勝をビッグタイトルで飾った。勝みなみとチャーリー・ハル(イングランド)を2打差で振り切って日本勢6人目の女子メジャー覇者として名前を刻み、歓喜の涙を流した。
今年6月の「マイヤーLPGAクラシック」で通算3勝目を挙げ、その後も「全米女子プロ」12位、「エビアン選手権」4位、前週「スコットランド女子オープン」5位と好成績を並べている。大会最終日の8月2日に25歳のバースデーを迎える巡り合わせは、2001年のメジャー昇格後の達成者がツェン・ヤニ(台湾)だけという連覇への後押しとなるか。
米ツアー初出場でもあった2019年大会で頂点に立ち、キャリアを一変させた渋野日向子は最も思い入れの深い舞台で再び輝きを放ちたい。22年に3位となった後は3年連続の予選落ち。今季個人戦の上位成績は「全米女子オープン」17位とエビアンの16位で、いずれもメジャーだった。
17人が出場する日本勢ではエビアンでプレーオフ進出に1打及ばず3位の岩井明愛、4位の西郷真央も期待の大きい存在。前週スコットランドで米ツアー自己最高8位となった原英莉花は5年ぶり2度目の全英女子に挑む。
国内ツアーからも桑木志帆、菅楓華、佐久間朱莉、荒木優奈、永井花奈とメルセデスランキング上位5人がそろって海を渡ってきた。菅と荒木は大会初出場。永井は初めてメジャーの舞台に立つ。
今季ここまでのメジャー4試合はネリー・コルダとユ・ヘラン(韓国)がいずれも2連勝してタイトルを分け合う。コルダはエビアンで今季初の予選落ちを喫して失敗したキャリアグランドスラムへの再チャレンジとなる。
メジャー昇格前を含めて50回の節目を迎え、賞金総額は大会史上最高の1000万ドル(約16億3700万円)に設定された。男子メジャー「全英オープン」も11度の開催実績があるロイヤルリザム&セントアンズGCでの全英女子は6度目。直近では2018年にジョージア・ホール(イングランド)が地元でツアー初優勝となるメジャー制覇を遂げ、比嘉真美子が4位に入った。今回出場する日本勢では畑岡奈紗が唯一の経験者となる。
<主な出場予定選手>
山下美夢有、荒木優奈、古江彩佳、ジョージア・ホール、原英莉花、畑岡奈紗、ブルック・ヘンダーソン、チャーリー・ハル、岩井明愛、岩井千怜、勝みなみ、キム・ヒョージュ、リディア・コー、ネリー・コルダ、桑木志帆、永井花奈、ユ・ヘラン、西郷真央、佐久間朱莉、笹生優花、渋野日向子、ジェニー・シン、申ジエ、菅楓華、高橋彩華、竹田麗央、ジーノ・ティティクル、ロティ・ウォード