2026年 AIG女子オープン(全英女子)

11打差圧勝 不滅の大会記録/全英女子を制した日本人<岡本綾子>

1984年 全英女子オープン 最終日 岡本綾子
岡本綾子は1984年に日本勢として初めて全英女子オープンを制した(Simon Miles/Allsport/Getty Images)

◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)

今季女子メジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」が30日(木)に開幕する。もともと1969年から開催されていた「ブリティッシュ女子オープン・アマチュアストロークプレー選手権」が、76年に参加対象をプロにも拡大してスタート。50周年を迎える伝統の大会では、2001年のメジャー昇格前を含めて3人の日本人選手が頂点に立った。歴史に名を刻んだ3人の戦いを振り返る。

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2019年の渋野日向子、25年の山下美夢有と2人のメジャーチャンピオンを輩出してからも、岡本綾子の名前は燦然と輝く。1984年大会における後続と11打差の圧勝は、いまも破られることのないトーナメントレコードだ(メジャー昇格後は2012年に優勝した申ジエの9打差)。

前年1983年に中止となった大会が日立製作所をスポンサーに迎え、米女子ツアーとの共催で“復活”したタイミングでもあった(翌85年から欧州単独に戻り、94年から再び米欧共催)。林間スタイルの3コースを有するイングランド・ウォーバーンGCのうち、最も古いデュークスで10月に行われた。

「71」「71」「70」(パー73)と3日間アンダーパーを並べていた岡本は、最終ラウンドで「77」とスコアを落としながら通算3アンダーで終えた。8オーバー2位で並んだメジャー6勝を含む米34勝のベッツィ・キング、欧州通算21勝を挙げたデール・リード(スコットランド)という名手2人を寄せつけなかった。

岡本は84年から91年にかけてメジャーで6度の2位惜敗を味わった。86年「デュモーリエ・クラシック」と87年「全米女子オープン」はプレーオフで涙をのんだ。87年には当時4大会だったメジャー全てでトップ5入りを果たす驚異の安定感を発揮。メジャー通算21度のトップ10フィニッシュは日本人選手の最多記録として残る。

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