渋野日向子「絶対に悪い方向にはいってない」 メジャーの大舞台で確認した“信念”
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 最終日(7日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)
渋野日向子は通算イーブンパー17位で自身今シーズン最初のメジャートーナメントを終えた。「一日一日がすごく濃くて、あっという間だった。お腹が減ってなのか何なのか分からないけど、きのうは胃が痛かった」。トップと1打差3位から出て「74」で回った3日目ムービングデーも含めて充実の表情で振り返った。
6打を追いかけて18位から出た最終日は1バーディ、1ボギーの「71」でプレーした。前半からチャンスにつけて8番でようやく待ち望んだバーディ。後半インはタフなセッティングにスコアを落とす選手も多い中、この日難度1位の15番で唯一のボギーと踏みとどまった。「朝の感じではあんまり良くないかなと思ったけど、逆に丁寧にできたような感じもあった」と集中力を切らさなかった。
「昨日の3オーバー(74)が痛かった。今日もアンダーで回らなきゃいけない中だったので、もうちょっとバーディが獲れていたら気分は良かった」と複雑な表情を見せた。
年間ポイントレースでは154位(17.150pt)から大きく浮上する見込みだが、今後の試合を考えれば「やっぱりトップ10で終わりたかったし、もっと上に行きたかった」と悔しさをにじませる。“フルシード”を獲得できる80位以内に入るには「今回を次に生かしていかないといけない」と危機感を持つ。
それでも練習の成果も感じている。「絶対に悪い方向にはいっていない」と改めて今の取り組みに迷いはない。ワンショット毎にインパクトゾーンへ意識を向け、腰回りの動きを入念に確認してきた成果が今大会の結果でもある。
4日間のフェアウェイキープ率は67%(38/56)で「取り組んでいることを続けて良ければいい方向に繋がる。良いゴルフができると思っている。そこにパッティングが入ってくれば」と光明を見出した。
2024年大会2位、25年大会7位と3年連続のトップ10こそ逃したが、「何かひとつでも自分が信じていけるものがあれば大丈夫。とりあえず、これからも予選落ちしようが、大たたきしようが続けていくことはいっしょです」と意気込む。
次週は勝みなみと3年連続コンビを組む「ダウ選手権」(ミシガン州ミッドランドCC)。メジャーの勢いをダブルス戦でも継続していく。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)