雰囲気に飲まれません! 1年前とは違う桑木志帆「だいぶ変わりました」と成長実感
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 初日(4日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)
メジャーデビューを果たした昨年大会を思うと、今年は「だいぶ変わりました」と桑木志帆は胸を張る。海外での試合自体が初めてだった1年前は「すごい緊張していて雰囲気に飲まれていた」と56位でフィニッシュ。「今日は朝から冷静に、日本の試合の時のような感覚でプレーができた。そこが一番良かった」と4バーディ、3ボギー「70」のプレーを評価し、首位に4打差の1アンダー14位で滑り出した。
時差ボケを解消するためにも、今回は開催前週の水曜に渡米した。リビエラCCに立ち入るのは、実は初めてではない。たまたまコース近郊で合宿していたという2024年、松山英樹が優勝したPGAツアー「ザ・ジェネシス招待」で来場。「あんまり印象に残っているホールはなかったけど、クラブハウスとか練習場はこんな感じだったかなーって」と、2年前の記憶を掘り起こしながら調整を進めてきた。
コースには月曜の早朝に“狙って”入り、望んでいた世界ランキング1位のネリー・コルダとの同組プレーが実現した。「ずっとネリーと一緒に写真を撮りたくて。ショットの精度がすごくて勉強になりました」と憧れの存在に圧倒されたという。
もちろん、試合に入れば自分だけのプレーに集中。1年前よりも成長した自覚をもってティオフに臨んだ。出だしでボギーが先行したものの、直後の11番(パー5)でバーディを取り返せたことが「大きい」と話す。
「緊張はしていなかったけど、ちょっとワクワクと不安」と技量を試すには絶好のフィールドは、主戦場とはやっぱり違う。「なんだかんだ回れてよかった。バーディが獲れそうなのにボギーが来て…という感じだったので結構歯がゆい感じではあった。でも、オーバーパーにしなかったのはすごく成長を感じられる」と自信を深めた。
最終組から1つ前の午後2時31分にティオフする2日目は、午前中よりも強まりそうな風との戦いに警戒する。「順位っていうよりは、コースと自分との戦い。また(セッティングが)難しくなると思うので、一生懸命頑張りたい」。メジャーでは昨年大会に続く2度目の決勝進出を目指して、まずは“初日の自分”を超えていきたい。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)