岩井明愛は2ボギー先行からカムバック “自己ワースト”回避なるか
◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック by Acer 初日(29日)◇シービュー ベイコース(ニュージャージー州)◇6263yd(パー71)
最終18番(パー5)で2オンに成功し、2連続バーディで締めた岩井明愛はどこかホッとしたような表情でスコア提出に向かった。出だし1番から2連続ボギー。伸ばしたい3番(パー5)でパーと不穏な空気が漂った序盤を思えば、3バーディ、2ボギーの1アンダー「70」にまとめるナイスカムバックだった。
1Wショットをフェアウェイに置いた1番は2打目をグリーン右側にこぼし、1mのパーパットは「思ったラインよりも切れてしまって」カップを逸れる。続く2番もグリーンを外し「アプローチがショートして」さらに後退。3番も3打目のアプローチミスでチャンスを作れなかった。精彩を欠いた序盤のプレーが腹立たしい。
今季は3月「HSBC女子世界選手権」で8位、4月「アラムコ選手権」で5位と上位に入ったほか、5月の初めまで予選落ちのない安定したプレーを継続。しかし、直近の「みずほアメリカズ・オープン」と「クローガー・クイーンシティ選手権」はともに週末まで残れなかった。プロ転向後では初となる3試合連続の予選落ちは、どうしても回避したい。
「先週が休みだったのは大きい。休んだおかげでちょっと心を広くして臨めている感じがする」と、フラットな精神状態に戻す時間に充てることができた。2週前に帰国する際、搭乗予定の便が欠航して休養日が1日減りはしたが、慣れ親しむ日本で過ごす時間は何よりの「リフレッシュ」になる。
今週は54ホールの短期決戦とあって、1アンダー31位の位置に「あしたも攻めていかないといけない」という気持ちもある。本来のダイナミックなプレーを心掛けつつも、「欲張らず、自分のペースで頑張れたら」と穏やかな心持ちで臨む。(ニュージャージー州ギャロウェイ/石井操)