古江彩佳がLAディズニーで吉田優利をおもてなし “プロ”が教える楽しみ方のコツは?
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 事前(15日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
「なんか“プロ”って呼ばれています」と笑う古江彩佳の表情は、まんざらでもなさそうだ。プロはプロでも、この時ばかりはプロゴルファーではない。ディズニーランドの楽しみ方を知り尽くしたプロ。試合のなかった前週、同学年の吉田優利を誘ってロサンゼルスにある“夢の国”を訪れた。
カリフォルニアディズニーに足を運ぶのは「日本より少ないです」と言いつつ、これで5回目。2022年の米ツアー参戦から実質、年イチのペースといえる。米国では初ディズニーだった吉田にとって心強いことこの上なかったはず。午前8時の開園から午後10時頃までたっぷりと“おもてなし”をして「楽しんでもらえたなら良かったです。私も楽しかった」と濃密な思い出を共有した。
フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートも体験した上で「日本より“ガチ勢”が少ない気がします」というのがプロの見立て。そして、いわゆるガチ勢の朝は早い。なるべく多くのアトラクションを楽しむなら開園に合わせて入り、かつてのファストパスに当たる「ライトニング・レーン・マルチパス」(約30~40ドル)はマスト。さらに「エリアごとに分かれているので、体力(消耗)を抑えるために(1回の)移動距離を長くせず、細かく回っていく」動線を事前に組み上げておく。混雑状況は運も絡む部分で、吉田との一日は「それも含めてうまくいきました」と大満足だった。
2月のシンガポール開催「HSBC女子世界選手権」から始まった5カ国を巡る7連戦をコンプリートした後の充実したオープンウィーク。6月「全米女子オープン」に向けてリビエラCCの下見も済ませた。米ツアー再開へ「また新しい気持ちでできれば」と力を込める。
台湾での日本ツアーも含む今季8試合で予選落ちゼロとさすがの安定感を発揮しながら、米ツアーでのトップ10入りが開幕戦のみとなっていることにはもどかしさを隠さない。「4日間の中で1日崩れる日があったり、いいラウンドの最後で崩れたりとかが多かった。メンタル面でもコントロールして、なんとかできることがあるんじゃないかなと思う」。大好きなディズニーで充電を完了し、今週からは本業であるゴルフのプロとして2シーズンぶりの優勝を目指す。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)