2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass

渋野日向子は“新発見”からパット改善も…「本当に悔しい」連続予選落ち

2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass 2日目 渋野日向子
初日の出遅れが響き予選通過圏外で終えた渋野日向子

◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 2日目(27日)◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6675yd(パー72)

渋野日向子は142位から3バーディ、ボギーなしの「69」でプレーし、予選カットラインから遠い通算2オーバーで第2ラウンドを終えた。初日「77」の出遅れによりビッグスコアが必須の状況だったが、2試合連続の予選落ちが濃厚となった。

渋野は午前7時の第1組からティオフ。初日4パットのダブルボギーを喫した10番をパーで滑り出すと、11番、12番(パー5)で連続バーディを奪取した。11番はピン左上3m弱を沈め、2打でグリーン手前のエッジまで運んだ12番は絶妙なチッピングで“お先”のバーディを手繰り寄せた。

初日はフェアウェイキープ率100%、パーオン率77.7%(14/18)とショット力を見せた一方で、37パットを要したグリーン上のプレーが足を引っ張った。10番の4パットも微妙な傾斜上に切られたカップを行き来する形となり、「(体の)重心も行方不明」とホールアウト後はすぐにパッティング練習場へと直行した。「ボールの、芯の下の方を打っていた感じ」という気づきからボールと体の距離を狭め、インパクトの位置を意識し直したという。この日は26パットと大きく改善した。

2026年 フォード選手権 by Wild Horse Pass 2日目 渋野日向子
3バーディ、ノーボギーの「69」でプレー

「(もともとの)クセであったという感じはなく。分からないけど、ショットを体よりも腕で、と意識しだしてからズレが起きたのかも。重心と、(フェースを)どこに当てるかを意識した」という。前日は外した2m前後のシビアなパーパットも沈め続け、ノーボギーで完走。無意識に生じていたストロークの変化を「新しい発見」としつつ、「良かったと思わないと気分は下がっちゃう。昨日の始まる前のうちに調整をしておきたかったけど、手こずらないと見つからなかった」とめげずに顔を上げた。

他選手のエントリー状況にもよるが、現時点で次戦は3週後の「JMイーグルLA選手権」(4月16日開幕/カリフォルニア州エルカバレロCC)になる見通し。前週も含め、予選落ちした米本土での2試合は「本当に悔しい結果」と話す。リシャッフル(出場優先順位の組み替え)により出場機会を増やしていきたい立場でもある。「序盤で頑張らないと後半は出られないのは分かっているし、結果を残せなかったのは残念。でも、絶対に悪い方向に行っているとは思っていない。今やっていることをしっかり積み重ねていきたい」。試行錯誤を繰り返して浮上のきっかけを探る。(アリゾナ州フェニックス/石井操)

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