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「フィリピンの英雄」に注目!/マクドナルドLPGA選手権インタビュー
先月の「チック・フィルAチャリティ選手権」でツアー初優勝を飾ったばかりのジェニファー・ロザレスがメジャー第2戦の「LPGAマクドナルド選手権」初日をトップで終えた。
ロザレスはフィリピン出身の25歳。南カリフォルニア大時代には1年生としてグレース朴なども出場した全米選手権を優勝するなど、実力は証明済。ここにきての彼女の活躍は多方面で注目を集めている。
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-今日のラウンドはどうでしたか?
ジェニファー・ロザレス
「今日のラウンドはすごくスムーズだった。フェアウェイにのせていたからバーディが取れたと思う。でもパットはたくさん外したかな。パットの連続で、その後やっと波に乗れたって感じですかね」
-先月初勝利を挙げた後、母国のフィリピンでは英雄扱いされていたみたいですね。(アロヨ)大統領があなたに会いたがっていたとか。大会後はどうなったんですか?
ジェニファー・ロザレス
「まぁ、今大変なことになってます。彼らは私が凱旋帰国しなかったので腹を立てていました。どうやら大掛かりなパレードを予定していたみたいで。私はこっちに残りやりたいことを続けました。行ったり来たりすると、疲れますし」
-ということは、自分のためのパレードをあえて欠席したのですか?
ジェニファー・ロザレス
「そうですね。色々ありますし。戻った時にまたやってくれることを願ってます。ただ、そのためにはもう一回は勝たないと・・・」
-大統領とは実際に話したんですか?
ジェニファー・ロザレス
「実は大統領は私のコーチと話して、その伝言を聞きました。多分私と話して帰って来いと言うのが場違いだと思ったのではないかな」
-フィリピンでのあなたのステータスはどのようなものなのですか?
ジェニファー・ロザレス
「みんな私の動向に注目してる。みんなね。時々、自分では手におえないほど圧力を感じる時もあるけど、でもそれもこういう立場にいればあることだし」
-この大会はフィリピンで放映されていますか?
ジェニファー・ロザレス
「わからない。でも私が勝った大会は夜中中継していたみたい」
-フィリピンのメディアはあなたが優勝しそうになったら取材に来たりするんですか?
ジェニファー・ロザレス
「いいや、彼らは真夜中電話してきました。そんな状況になったら、電話を切ることを学びました」
-ヘッドバンドをつける理由は?いつからやり始めたのですか?
ジェニファー・ロザレス
「実は、最初はバンダナでした。3、4年前からかな。でも暑くなりすぎて止めました。なぜか帽子をかぶるのがすごく嫌なんです。頭の汗がうごくて・・・」