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LPGAツアー「スロープレー防止策」の効果

2004/05/26 09:00

2試合前からLPGAツアーでは試合中のスロープレーを防止するために、厳しいルール改訂を行った。1ショットに30秒、そして1ホールにつき10秒の余裕しか与えられない。そのプレーヤーが3打打つとすると、合計100秒で3ショットを終えなければならないのだ。これを守れなければ2打罰が与えられ、1ラウンドに2度破ると、失格になってしまうという。先週の「サイベース」でも4人が2打罰を受けている。

このルール改訂について、LPGAツアーのトーナメント運営責任者のひとり、バーバラ・トラメルに聞いた。

バーバラ・トラメル(トーナメント運営管理・副社長)
「ルール改訂は本当に厳しいです。しかしこの数週間ですでに成果も現われています。スロープレーを防ぐために、全選手に自分の順番になった時に準備が整っているように心構えをさせることができます。選手は自分が打つ順番になった時にはすでに打つクラブを手に待っているような状態でなければなりません。今までは打つ番になってから、用意をはじめるといったことが多く、よって時間がかかり過ぎていたのです。我々は10番と1番のスタート時に選手達にこのルール改訂をしっかり説明していますし、またどうすれば上手く時間内にプレーできるかもアドバイスしています。すでに選手達の意識も変わりつつあり、昨年のトーナメント時間に比べて、大幅に減っています。まだまだ改善の余地があると思いますが、良い成果が出ています」



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