2025年 みずほアメリカズ・オープン

「最初EからNW」に対応して「68」 原英莉花が62位→19位に急浮上

2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 原英莉花
舞う風にしっかり対応して4アンダー「68」

◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 2日目(9日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6690yd(パー72)

ぐっと下がった気温と雨も相まって、きのうまで3Wだったのに、1Wを持たされるホールがしばしばあった。おまけに風が舞うから難しい。「風向きが途中から変わって、最初はE(東風)だったんですけどNW(北西)。きのうはSE(南東)、全然違う」と原英莉花は首をひねったが、5バーディ、1ボギー「68」にまとめてみせた。

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初日はショットの調子は悪くないのに「パッティングが決まってくれない感じだった」と30パットでチャンスを決めれず「72」。2日目は荒れた天気の中でスタートしたが、「コースに合わせたショットを打っていけているのが良かった」と風に対応しながらフェアウェイキープ率78.57%(11/14)、パーオン率66.66%(12/18)とショットでチャンスメーク。「1つでもバーディを先行させたら良い流れに乗っていける」と前日に聞いた洋楽を口ずさみながら入った3番で、フェアウェイからの第2打をピン下4mにつけてバーディを先行させた。

アゲンストの風に苦戦しながら、前半ボギーなしで「34」。後半も13番(パー5)で残り70ydの第3打を56度で1.5mにつけ、140ydの14番(パー3)も8Iで3mにつけて連続バーディ。短いクラブを持てるホールで確実にチャンスを作った。

通算4アンダーまで伸ばして62位から19位へ。今季初のレギュラーツアーで予選通過を決めた。主戦場の下部エプソンツアーで週替わりのコースコンディションでプレーすることで、対応力が確実にレベルアップ。「日本でもバンカーの質が毎週違ったりもしますし、それと同じような感じです」と話す。

海外転戦でタフさを身に付けたかと思いきや「全然ないです。まだ普通に、一生懸命」と笑う。それでも今季下部ツアー5試合で2度のトップ10入り。「いままでアメリカはスポット参戦だったのでバタバタしていた所はあったんですけど、転戦を重ねているから自分の調子も分かっている」と、海外メンバーで試合をこなす経験値は力になっている。

「きのうの結果からすると、良い位置にこれたと思う。どんどん自信をつけて、良いパッティングをしてもっとバーディを獲れたら」。上位も狙える週末はアグレッシブに戦い抜く。(ニュージャージー州ジャージーシティ/谷口愛純)

2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 原英莉花 ハイライト
2025年 みずほアメリカズ・オープン 2日目 原英莉花 ハイライト
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