2025年 ブルーベイLPGA

竹田麗央の次の目標は“シェブロン池”ダイブ? 日本凱旋は4月「富士フイルム」

2025年 ブルーベイLPGA 竹田麗央 帰国
帰国ホヤホヤの竹田麗央にインタビュー

中国で開催された前週の「ブルーベイLPGA」で米ツアー2勝目を挙げた竹田麗央が10日(月)、羽田空港に帰国した。

ツアールーキーとしての初勝利は後続に6打差をつける独走だった。世界に『RIO TAKEDA』の名を轟かせた一日となったが、昨晩は盛大に祝勝会…というわけにはいかなかったそう。「チェックアウトの準備でバタバタしていて」。夕飯に食べたホテルのバイキングが祝杯代わり。帰国までは100件以上届いたお祝いメッセージの返信をしていた。

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歓喜のシーンから丸一日が経ち、「こんなに早く勝てるとは思っていなかったので、自信になった。これからのゴルフが楽しみになった」と振り返る。本格参戦5試合目でつかんだ勝利。プレースタイルは国内で年間女王に輝いた昨季から変えていない。国内で1位(263.19)だったドライビングディスタンスは米ツアーでは32位(264.57)につけるが、「飛距離が出て、曲がらないのがいいのかな」と海外で通用する点を分析する。

2025年 ブルーベイLPGA 竹田麗央 帰国
大荷物で帰国。お疲れさまでした!

終始攻める姿勢を貫けたのにはこんな裏話もあった。最近は人気ロックバンド「UVERworld」がマイブームで、試合前のお気に入りは2012年に発売された楽曲『7th Trigger』だ。「結構イケイケの曲。攻めるぞって」。2打差首位から出た最終日、コースレコードタイの「64」をたたき出せたのは、音楽の力もあったかのもしれない。

今大会の勝利で年間ポイントランキングは3位に浮上。しかし、「まだ上位の選手とは差があると思う」と感じている。「自分はまだ簡単にボギーを打つし、3パットもある」とナマで見るトッププレーヤーとの違いを話した。

次戦は2週後の「フォード選手権」(アリゾナ州ワールウインドGC)に出場する。オフの間は地元の熊本に戻り、次なる渡米に備える。国内ツアーへの“凱旋”は4月11日開幕の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(埼玉・石坂CC)となる予定だ。

シーズンはこれからビッグイベントが続く。4月24日開幕のメジャー「シェブロン選手権」(テキサス州ザ・クラブatカールトン・ウッズ)への出場は初めて。「すごく楽しみです。コースはまだあんまり見られてないけど、最後に(優勝者が池に)飛び込むくらいしか分からない…。(飛び込みたい?)はい(笑)」。挑戦は始まったばかりだ。(編集部・合田拓斗)

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大会後はバタバタと忙しかった
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