渋野日向子が日本航空イベントに登場 機内のマイブームは「孤独のグルメ」
米女子ツアーを主戦場とする渋野日向子が25日、スポンサー契約を結ぶ日本航空のイベント「渋野日向子×JALスペシャルゴルフデー2025」に出席した。3年連続の開催で、ジュニア向けのトークショー&レッスンの第一部、大人とゴルフ対決を行う第二部の二部構成。2月6日開幕のファウンダーズカップ(フロリダ州ブラデントンCC)が初戦となる米ツアー4年目に向け、「勝ちたい、優勝したいですね。自分に自信を持ってプレーしたい」と力を込めた。
トークショーで司会の黒田カントリークラブさんから長距離の飛行機移動中の過ごし方を聞かれ、「基本的には食べるか、寝るか、食べながら動画を見てるか。『孤独のグルメ』を見ながら、ご飯を食べています。ホントに面白い」とニッコリ。俳優の松重豊さんが演じる主人公・井之頭五郎が一人で食事をするシチュエーションを淡々と描く人気ドラマにハマっていることを明かした。
参加したジュニア全員が質問するコーナーも設け、ひとつずつ丁寧に回答。同じ岡山県出身の歌手・藤井風さんやアイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の音楽を聴く自らのリラックス法を明かしたり、試合中の具体的なシチュエーションに対するメンタルコントロールの仕方をアドバイス。ソフトボールにも打ち込んだ小学生時代を思い返しながら、幼少期にさまざまなスポーツを楽しむ重要性にも触れた。将来的にゴルフに生かせるのはもちろん、「私は25mも泳げない。水泳をやっておけばよかったなって後悔がある」と笑った。
レッスンパートでは4月から高校1年になるという女子ジュニア選手に「たぶん(スペック的に)私のドライバーが合う」と自身のキャディバッグに入っていた1Wを打ってもらう場面も。それぞれのレベルに応じて技術的な悩みにじっくり向き合った。
日本航空では昨年9月から約2カ月間、JALマイレージバンク会員からマイルでの応援を通じてジュニア育成やゴルフ普及を支援するキャンペーンを実施。その支援をもとに羽田空港第一ターミナルにある「アンジュ保育園」の子どもたちにスナッグゴルフセットをプレゼントした。(編集部・亀山泰宏)