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ルーリングを執行したオフィシャルに電話インタビュー

サムソンワールド選手権

今回のミッシェルの誤所からのプレーというルール違反を判定したルール・オフィシャル、ロバート・O・スミス氏に電話でインタビュー。ロバート・O・スミス氏はLPGAツアーのルール・オフィシャルとして17年のベテラン。

-「今回の事態は貴方にどう通達されてきましたか?」

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ロバート・O・スミス氏
「最終日の午後、15番ホールで天候の心配をしていたところでした。ミッシェルたちの組がフェアウェイを通り過ぎていったときに、スポーツ・イラストレーテッド氏の記者、マイケル・バンバーガー氏が僕のところにこられて、3日目に起きた事件について話くれたのです。

彼によると、ミッシェルがアンプレ宣言後のドロップでホールに近づいている可能性があるとのことでしたので、ビデオを見て確認することにしました。2度ほど見ましたが、ビデオからでは決定的なものは得られませんでした。そこで7番に出向き、グリーン上の3日目のピンプレースメントにティーを置いて、ミッシェルのドロップ位置を見たところ、本人に確認する必要があると思い、アテストテントにいるミッシェルを呼んでもらったのです。

本人立ち合いのもと、アンプレを宣言したボールのあった位置、実際にドロップしてプレーを続行した位置を紐で結び、結果ホールに12~15インチ近づいてしまっていたことが判明しました。これは誤所からのプレーとなり、2打罰ですから、スコア誤記での失格となったわけです。我々としても彼女のデビュー戦で残念なことだと思いました。しかしルールに縛られている我々としては、他に選択の余地はありません」。

-「その時のミッシェルの反応はどうでしたか?」

ロバート・O・スミス氏
「普通の16歳の少女がそうであるように、最初は驚いて感情的になってました。でも彼女を責められませんよ。僕も16歳だったら感情的になるでしょうからね。しかし彼女はすぐにしっかりとプロらしく、事態を受けとめていました。ルール・オフィシャルも血の通った人間ですからね、とても辛い判断でしたよ。とても残念な結果でした」。

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