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2024年 AIG女子オープン(全英女子)
期間:08/22〜08/25 場所:セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)

「セントアンドリュースで絶対通りたかった」古江彩佳は起死回生のバーディ締め

◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(23日)◇セントアンドリュース オールドコース (スコットランド)◇6784yd(パー72)

古江彩佳がメジャー覇者の底力を見せつけた。後半17番のボギーで予選通過圏外に転落して迎えた最終18番。残り81ydから58度のウェッジショットは、上から少し戻して2m弱のチャンスにつけた。

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もちろん、バーディ必須の状況は把握していた。尾根の上から微妙なスライスラインをしっかり打ち切り、通算4オーバーで週末に滑り込み。「入れるしかないパットっていうのは分かっていた分、しっかり打てたかな。最後は、最後だけ、18番だけ自分のゴルフができたかな」と少しホッとしたように笑った。

2バーディ先行で上位を追いかける雰囲気がたっぷりだった前半から一転、後半に苦しんだ。10番で最初のボギーを喫すると、前日トリプルボギーの12番をバーディ逃がしのパーで切り抜けても、持ち球のドローを打ちづらい右からの強烈な風が吹きつけるホールが続く。予選通過がかかった2日目のプレーは各組の進行がどうしても遅くなり、ティイングエリアで待たされるたびに身体も冷え込んだ。

14番(パー5)からの4ホールでまさかの3ボギー。絶体絶命の状況に追い込まれながら、メンタルがたくましい。「難しい状況ではあったんですけど、このセントアンドリュースでしっかり4日間戦いたいっていう思いが強くあったので」。直近のメジャーチャンピオンとして乗り込んだゴルフの聖地を2日間で去るわけにはいかなかった。

薄氷を踏む通過でも、週末36ホールのチャンスを残せた。「ひとつでも上に行けるように。しっかり、まだまだトップ10を目指していきながら、上を見ていけたら」。予選ラウンドで苦しめられたバックナインへのリベンジに燃えるとともに、上位フィニッシュをまだまだ諦めていない。(スコットランド・セントアンドリュース/亀山泰宏)

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