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渋野日向子が全英女子”前哨戦”で涙の棄権 股関節からでん部に痛み「怖さあった」

◇米国女子◇ISPS Handa スコットランド女子オープン 初日(15日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6563yd(パー72)

渋野日向子が故障により開始5ホール目の途中で棄権した。左の股関節からでん部にかけて痛みが出たという。

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午後に10番からティオフし、前半11番(パー3)でバーディを先行。続く12番をボギーとすると、13番でダブルボギーをたたいた。14番(パー5)で第1打を打った直後に棄権を決め、涙を浮かべてクラブハウスに引き返した。

トレーナーのマッサージ、ツアーの医師の診断を受け、「練習の時に痛みがあって、ちょっと怖さもあってスタートしたけれど、(プレー中に)痛い瞬間もあった。ムリだと思ってというか、大事をとってという感じです。踏み込めないし、このままやっているのも怖かった」と状態を説明した。

渋野の棄権は2022年のメジャー「KPMG全米女子プロ」以来。当時は3日目にスタート前に体調不良を訴えていた。

次週は同じスコットランドのセントアンドリュースで開催される今季のメジャー最終戦「AIG女子オープン」(全英女子)に歴代女王として出場する。“前哨戦”で発生した思わぬアクシデント。「痛みを長引かせるわけにはいかなかった。(治療して)痛みがなくなればいいかなと思います」と話して会場を後にした。

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