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パリ五輪代表へ「一番大事な試合」 古江彩佳は新たな“武器”で逃げ切りなるか

◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(19日)◇サハリーCC(ワシントン州)◇6731yd(パー72)

8月「パリ五輪」の各国代表を決める最後の試合が今季3戦目のメジャー。古江彩佳は「一番大事な試合」と位置付けて“選考レース”のラストマッチに臨む。

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現時点で世界ランキング19位は日本勢2番手。笹生優花に続く2枠目を争う立場として最も近い位置にいるが、20位の畑岡奈紗、21位の山下美夢有との差はわずか。「ほぼポイント差もないので、上にいる感覚もない」と強調する。

ライバルも含めて同じフィールドに顔をそろえる今週が始まれば、相手の順位もどうしても目に入ってくる。「そこは、うまく自分(のゴルフ)に集中してやっていければ」。直近4試合連続でトップ10入りと好調のプレーを貫ければ、おのずと結果はついてくると信じている。

前週は最終日のラウンド後、夜のうちにデトロイトからシアトルまで5時間超のフライトで移動。東海岸→西海岸のタフな連戦でも。18日(火)のプロアマを合わせて合計2.5ラウンドの準備時間を確保した。「(米国で)ここまで“細い”のは初めて」と表現するほど左右の林が圧迫感を与えるコースの情報収集に勤しんだ。

ドローヒッターだが、今季に入ってショートアイアンを中心にカット気味のショットで距離を落としつつ、ピンを攻めるバリエーションも磨いてきた。「ウェッジから徐々に始めて、最近は9番(アイアン)とかまでは、感覚は良くなってきているのかな」。ツアー4位のフェアウェイキープ率(85.4%)を発揮しても、今週は置きどころ次第で枝が邪魔になってグリーンを狙いづらくなるケースが出てくる。短い番手で左右に曲がる球筋を操れるようになってきただけでも、攻略の幅は広がる。

「全米女子オープンも気が抜けないコースでしたけど、今週も、より気が抜けないコースかな」。難しさのタイプは違っても、ペンシルベニア州ランカスターCCでの全米女子オープンは6位に食い込んだ。古江らしい我慢強い戦いで、パリ行きのチケットをつかみにいく。(ワシントン州サマミッシュ/亀山泰宏)

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