「ファウンダーズカップ」最終日スコア
2024年 コグニザント ファウンダーズカップ
期間:05/09〜05/12 場所:アッパーモントクレアCC(ニュージャージー州)
「いまは試合が大事」吉田優利の次戦は千葉で日本ツアー出場
◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 最終日(12日)◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6536yd(パー72)
31位から出た吉田優利は3バーディ、5ボギーの「74」で回り、通算イーブンパー50位で4日間を終えた。シーズン1回目のリシャッフルのタイミングとなる次週「みずほアメリカズ・オープン」はフィールド120人に入れず、日本に戻って16日開幕の「ブリヂストンレディス」(千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C)に出場する。
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昨年末の最終予選会(Qシリーズ)を7位で通過して乗り込んだ米ツアー。1月「LPGAドライブオン選手権」、3月「ブルーベイLPGA」とフィールド入りできそうな試合で参戦を見送ったこともあるが、リシャッフルまでに出場4試合にとどまったのは想定外だったという。「日本の感覚でいたので、もっと出られる感じで想像はしていた。でも、自分の調子も上がらなかったので、結果がついてこなかったっていうのは事実」と胸の内を明かした。
ここまで年間ポイントレースは139位(7.963pt)。2回目のリシャッフルが行われる8月「ポートランドクラシック」まで、依然として出場機会が限定的なカテゴリー13の資格で臨む。
3月に始まったルーキーシーズンは新たな経験をする「楽しさ」、ゴルフの不調による「苦しさ」が半分ずつを占めていると振り返る。「新しいものに触れることがすごく好きなので楽しいですけど、やっぱり自分の調子が上がらずにスコアメークに集中しなきゃいけないのはすごく苦しい場面もある。半々かな」
米国での戦いは30日開幕「全米女子オープン」(ペンシルベニア州ランカスターCC)からリスタート。その翌週「ショップライトLPGAクラシック」(ニュージャージー州シービュー ベイコース)にも、現時点でフィールドに入っている。
「自分が良い状態でずっと回れていれば、きっと“戦えるな”っていうのはあるんですけど、移動があったり、体の状態も変わっていたり。いいコンディションに持って行くまでがすごく大変。これから試合数をこなして、そこは身につけていきたい」と土台を固めていく方針だ。「いまは自分にとって試合をこなすことが大事。来週も頑張りたい」と約13時間のフライトもいとわない。(ニュージャージー州クリフトン/石井操)