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“にらめっこ”乗り越え 西村優菜は充実の初フロリダ「上を見てできる」

◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 事前(7日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70)

米ツアー出場権をかけた昨年12月の最終予選会(Qシリーズ)で大粒の涙をこぼした西村優菜は、想像もつかなかったルーキーシーズンを送っている。

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限定的な出場資格から始まり、2度のリシャッフル(出場優先順位の入れ替え)を乗り越え、シードを確保し、ポイントランキング上位60人による次週の最終戦「CMEグループ ツアー選手権」進出も手中に収めた。

「Qシリーズが悪かったので、前半戦もどれだけ出られるかみたいなところはあった。ラッキーも重なってポンポンと(試合に)出られて、こうして最後のフロリダまで出られたことはうれしいですね」とうなずく。

ランキングの数字との“にらめっこ”だった時期を振り返れば、「そこ(優勝)を見てやってきてなかった時間が多かった。そんな余裕もなかった」と目先のポイントを稼ぐことに必死。先を見通せない日々にも心を折られず、結果を出したから今がある。

「下のプレッシャーがなく、上を見てできるというのは、今年あまりなかったこと。そういうのも楽しみながらというか、そこに挑戦できる2試合がある」。少しだけ緊張から解放され、思い切ってチャレンジできる状況に充実感を隠さない。

6日(月)の早朝に前週の試合を戦った茨城を出発し、羽田空港からシカゴを経由してタンパへ飛んだ。会場間の直線距離にして1万1574.3㎞。「遠い…遠かったですね」と苦笑いで本音が漏れるものの、初上陸となるフロリダの温暖な気候は暑さが得意な西村には理想的でもある。

「フロリダって、空が高いイメージ。気持ちいいです」。事前チェックの足取りは、タフな連戦でもなんだか軽やか。コース内の池でワニを見つけ「野生のワニなんて初めて!」とテンションを上げるシーンもあった。

頑張った1年の“ご褒美”のようなラスト2戦。「そこ(ルーキーで勝つこと)に対して焦る必要はないと思うけど、ただ、(出る以上)チャンスはあると思うので、準備をして試合を迎えられれば」と心置きなく前のめりで臨む。(フロリダ州ベルエア/亀山泰宏)

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2023年 アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン



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