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畑岡奈紗は岩井明愛の“若さ”に驚きと刺激「こんなにもアグレッシブに…」

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 初日(2日)◇太平洋クラブ美野里コース(茨城県)◇6598yd(パー72)◇曇り(観衆3144人)

「64」で1打差2位につけた畑岡奈紗だが、「8アンダーで回っている感覚は正直ないですね」と苦笑する。「ホントに調子が悪い」とこぼすショットは前半、左右に散る場面があった。後半に加えた6バーディは、ミスを右方向に絞れたことで組み立てをしやすくなったことも大きい。

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思うように行かない時の引き出しは、ベテランキャディのグレッグ・ジョンストンさんも含めてたっぷりある。「調子が悪いからスコアが悪い、という流れにはつなげたくない。無理してショートサイドにだけは外さないように、(グリーンの)広いところから、とにかく乗せればというのはありました」。ショットの状態を踏まえていつもよりセーフティな攻めを心掛け、さえわたったパッティングでスコアを伸ばした。

普段のピンを果敢に狙うスタイルに少しブレーキをかけて戦っていたこともあってか、初めて同組になった岩井明愛のプレーに目を見張る。

「ホントに(学年が)4つも違うと、こんなにもアグレッシブなプレーをするのかと。パターも結構しっかり打っていたと思いますし、アイアンショットもすごく高いボールで、ミドルアイアンも含めて全部ピンに向かって(打って)、止めてくるような印象がありました。すごいなって」

ここまで国内ツアーの年間ポイントレース(メルセデスランキング)3位と躍進を続ける21歳の若さと勢いに刺激を受けながら、地元茨城で今季初優勝を目指して1ストローク差の背中を追っていく。(茨城県小美玉市/亀山泰宏)

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